皆様 

ご無沙汰いたしました。

お元気ですか。

年末年始のお知らせ以来の投稿です。

ブログとしては9月以来になります。

どうした風の吹き回しかとお思いの方いらっしゃると思います。

ご多分に漏れず、ちらほら咲き出した桜桜のエネルギーと、加えて私が所属する手技療法の団体が発刊する研究誌に寄稿する原稿の脱稿終了の開放感がなせるところでしょうか。

 

原稿の題名は

「身体の抗重力作用に関する新しい知見と12種体型・調整の考察」

これはこのブログで2年越しで皆様に読んでいただいていた「12種体型調整可能性」のめんどくさいバージョンと日頃の調整の中で調査した視線の動きがどのような支点を持ち、視線とどのように関係しその改善を含めた報告です。

 

視線動きは「精神的なトラウマ」を解消させる方法に使われたり「EMDR療法」、目線によって脳の中の視覚・聴覚・内感覚のドコを使っているかという「アイ・パターン」による心理分析に用いられたり、「マイクロサッカード」という目の動きと心理やその人が感じている要求などの表現との関係が明らかされつつあります。。

 

一方、身体との関係ではオプトロジーという目の強膜の反射の血管の現れ方から身体の健康の観察や評価をする方法や目の虹彩の反射区から健康を評価するイリドロジーなどがあります

 

身体均整法を創出した亀井進師範はその講義録の中で「目を寄せた側の半身が緩む」といっており、以前からこの点についてその真偽を調べたいと思い、予てから視線とその動きの重心支点が12種体型の重心の支点とどのような関係にあるのかという点から調べ、不全なものの改善も含め、視線と動きの重心支点の関係を報告したものです。

 

亀井師範が身体の歪みの分類の体系である12種体型を作り上げた端緒は、人間の身体は一つの方向の動作を負荷するとその動作を反映する重心支点ができ、それによりその動作による姿勢ができることよる事を発見したことによります。視線の調査は顔を動かさずに視線の方向を指示し、身体を観察することで動きの支点がわかりました。報告では20例を示しましたが実際に私の調整に既に必要時応じて数年前から使っているので、観察数は相当あります。

器具を使ったり、統計学的な分析など科学的なデータは揃えることはできませんが、身体を整える上でたいへん大きな要素になっている事がわかったので、将来の科学的な調査の種になればとの思いで報告した次第です。

 

今回のブログは表題から大脱線していますが、しばらくぶりのご挨拶と思っていただき、重力と免疫の続きは次回から書きますので、皆様ぜひ読んでください。パー

 

身体均整法を勉強したい方

私が学園長をしていた

一般社団法人 身体均整師会 主催

身体均整法学園

応募はまだ間に合いますよ

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