皆様ハンサムさん

先日の大雪雪、まだまだ影響が残っているようです。
いかがお過ごしですか。

さて前回の続き始めましょう。
身体の連続性についてご理解いただけましたか。

身体にはこの様な連続性があるから、,歪みのネットワークが観察できれば,身体を整える<姿勢>のは直接問題部位に触らなくても、どこからでも可能なのです。

身体に組み込まれた姿勢を作る装置・姿勢反射からも、このことは説明できるのでちょっとお話してみましょう。。

姿勢反射は英国のシェリントンとかオランダのマグヌスが見出したものですが、日本が誇れる姿勢医学者、平衡生理学者・福田精は人間の姿勢反射の発現の仕方について彼らに異論を唱え証明してしまいました。

<プロィールを調べようとしたら、ウィキペディアに乗ってない。あれだけ業績のあった医学者が載っていない.首を傾げてしまう。意外です.
福田精<ただし><岐阜大学名誉教授・>1987・胸部大動脈破裂で76歳没 著書「運動と平衡の反射生理』姿勢に関係する我々には必読書>

ハート弓を引くポーズ弓を思い出してください。

顔が右に向けば,右腕が伸び,左腕は縮みます。
これ緊張性頚反射と言う姿勢反射。<骨盤を整えたら「めまい」がなくなったという腰反射と言うのもあります>

お陰で身体の調整では、顔が右に捻れていたら右腕の伸筋は伸びているかな,左腕の屈筋は縮まっているかもと言う目で観察できるわけ。

マグヌスは『動物neco**や新生児には大脳皮質が未発達のため様々な反射姿勢が出現してくるが,正常成人の場合は大脳皮質が発達しているためにこうした反射は抑え込まれ病的症状以外は表に現れてこないのだ」

これに反して,福田精先生
「こうした反射は脳のうに損傷がある時に強調されて出てくるが,正常成人の動作の基本をなしていて最高度に筋力が要求されるときこの反射が出てきて筋力の最高度が発揮される」
緊張性頚反射は頭の位置により,腕の伸筋<関節を伸ばす筋肉>,屈筋<関節を縮める筋肉が伸び縮みするだけ、
嘘だと思ったら、目を閉じて顔<頭>を右に向けて横顔縦書きで文字ペンを書けば,その文字列は右傾き、左に顔<頭>を向けて書けば左に文字列が傾きます.。ほらね.と言ったかどうか分かりませんが,と証明してしまいました.<遮眼書字法>

因みに身体の歪みを調べる方法に目を閉じて腕を前習い<手は下向き>で,足踏み100歩<50歩>は一般的な検査法ですが,これ足踏検査は福田先生のオリジナル。

前にJCOM「ステキ+LIFE」お笑い。のテレビに出た時は,この方法を使わせていただきましたが,毎日の調整ではこの観察法は使いません。
開眼の立ち姿と閉目の立ち姿を拝見すれば、姿勢反射の異常も姿勢,ヘルニア,脊柱の並び、骨盤腰痛の形もすべて観察できますのでご安心ください。

続く

姿勢医学ー身体均整法を学びたい方
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