アメリカに来てから21年が経ち、
そろそろ22年目に入ります。
全く英語が話せない状況から、
今のレベルになっているというのは、
感慨深いです。
この21年間、
いろんなことがありました。
いいことも、悪いことも。
最初の6年間は、「マネ」でいけるかと思っていて、英語ネイティブの音を真似てみたり、
真似では限界があるとやっと気がついて、
発音矯正という分野を知り、それでやっと発音の謎解きができたり、
UCLAの言語学学科に入って、「英語ネイティブになるぞ!」と意気込んでたけど、
卒業する頃には「セカンドラングエッジとしての英語をどう習得するかが大切なんだ」と気がついたり、
それから7年間ほど、英語が全く伸びなかった時期もあったり、
でも諦めないでアメリカ15年目でもう一度発音を学んで目から鱗の体験をしたり、
いろんなことがありました。
ちなみに、アメリカに来てから15年間は、日本語を使わない生活をしていたので、
アメリカ16年目で発音コーチングを始めたことをきっかけに、
日本語を話す練習をし始めました。
だいぶ、日本語を使えるようになりましたが、
こういうふうにブログとかYouTubeとかニュースレターで日本語を使う以外は、普段の生活は英語オンリー。
英語の方が、だんぜん楽です。
レッスンプランやコースを作るときやアイデアを書くとき、
全て英語です。
それから日本語をあてていくという感じ。
脱線しましたが、この21年間の発音練習から学んだこと。
発音は、ずっと伸びていくというわけではない。ということ。
山あり、谷あり。
でした。
そして、ブレイクスルーがある前には、
悩んで落ちる時期がある。
ということ。
"Darkest before the dawn"
という表現がまさにぴったり。
それからレベルが変わるごとに、
見えることが変わるということ。
これは本当に不思議!
なぜ今まで見えなかったの?気が付かなかったの?聞こえなかったの?目の前にあったのに!
という経験を何度もしました。
なので、この経験が、発音だけではなく、
人生のありとあらゆることに活きています。
そして今は、どこまで伸びるのかすごく興味があるので、
ずっと練習していこうと思っています。
発音コーチとして起業してから、
今年で7年目。
7年目ってまだまだです。
なので、それもどう成長していくのか楽しみ。
何かを続けることの面白さを感じています。
私の場合、それは21年間の英語発音の練習から気がつくことができました。
この先、この人生でどんなことを学ぶのか、楽しみです^^
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