地方に行けば行くほど…なのか…
地元のファミレスで隣の席から聞こえてきた会話。
ファミレスしか、ゆっくりお茶を飲み話す場所がない。
多分50代の主婦二人。
介護の話をしていました。
絶対に家で世話をしろ!という男性たちの言葉。
それなんか違うよ…大変だな…と聞いておりました。
嫁が婚家の犠牲になるのは当たりまえで仕方のないこと。
娘にはそんなことをさせたくない。
ここからが「えええええ(@_@)」
だから、嫁に行かせず我が家にずっと居てもらおう。
孫だから義父母には優しいく接するし、私の愚痴も聞いてくれるし、私の介護も親だからやってくれるやろ。
結婚しても、どうせ向こうの親を介護するんだから、それなら実の親の介護の方がイイやろ。
待ってください!おかあさん!
娘の幸せはどこにあるんですか?
介護させる前提ですか?自分も寝たきりになる予定ですか?
何だなんだ?古い考えなのか新しい考えなのか?
私と同い年くらいの女性たちよ。
つい、会話に割って入りそうになりましたがやめました。
昔から代々続いている風習や思い込みの世界の中で、がんじがらめになっている田舎の人たち。
男は威張って、何でもできなければならない、女より前に出でいなければならない(出来なくても、へなちょこでも、無理に威張ってる)
女は前に出てはいけない。夫より稼いではいけない。外に出ても良いが家事は自分がやらないといけない(力があっても発揮しない、家事は私の仕事、前に出ることに罪悪感を持つ)
タイムスリップしたような世界が存在する。
当たり前だと思っている事、全く違ってたりするんだよね。
みんな、もっと自由に自分の人生を生きていい。
いい歳なのに、自分がずっと親と一緒に住んでることに疑問を持った方がいい。
二十歳越えたら、家を出よう。
生活が大変?それなら稼ごう。
一人は寂しい?当たり前です。一人の寂しさが分かるから、他人と繋がることの歓びがある。
何時までも甘えているうちに、親から甘えられるようになり
自分の人生が行方不明になっている事に気付くこともなく
気づいた時には親が弱っていて、外に出にくくなる。
横並びの仲良しこよしから抜け出せ!
顔を上げ、天を仰ごう!
大丈夫。そう簡単には死なないから。
仕方ないと思いながら、小さな出来事に「これも幸せ」と、実際には幸せな状態で無いのに、幸せ感に無理やり自分を納得させたりせず、
もっと幸せな状態で、もっと、本当の幸せを感じよう。
夫に虐げられるのも、妻に虐げられるのも、間違えてる。
私たちは、自由を選べます。
一人になると「楽」になるか?
ある意味そうで、ある意味違う。
一人になると、孤独を感じることも多かろうし苦しいこともあるかも知れない。
覚悟が必要。大人になる覚悟。
大人と大人が一緒になるのが結婚。
ファミレスで話してた女性の娘さん、
あなたは介護のために生まれたんじゃ無いからね。とっとと家を出なさい。
と、言いたい。