愛猫が天国へ旅立ちました。

いつもそばにいてくれて

息子よりも長い付き合いで。

 

17歳でした。

 

最初はとても怖がりで全然なついてくれなくて。

慣れてくれてからは楽しい毎日でした。

 

5年後、息子を妊娠してから息子が可愛くなってしまって

約3年ほど愛猫が煩わしくて相手をしてやらなかったこともありました。

息子が少しづつ手が離れて

気が付いたらいつもそばにいてくれたことを思い出して

泣いて謝りました。感謝しました。

 

それからは家族みんなでポルシェ(愛猫の名前)をかわいがりながら生活しました。息子もとても大切にしてくれました。

 

バタバタと離婚と引っ越しでまた相手にしてあげられなくなって。でも新居で絶対一緒に暮らすんだって頑張ったのに。

 

死んでしまう前は介護が大変でした。別居中は朝と夕方

お世話しに会社前と後に毎日通いました。

死んだ日も会社行く前の早朝に行ってお世話しましたが

「あ、この子は今日死んでしまう。」とわかりました。

仕事が手につかなくて。

息子の発達障害の病院にもいかなければならなくて。

でも薬もらったりするのに時間かかってしまうので

とりあえず処方箋だけ出して「別日に取りに来ます!」と

言い残してダッシュで帰りました。

そしたら、ポルシェは待っていてくれました。

エサは全く食べてくれませんでした。

 

おしっことうんちにまみれた下半身を急いで洗ってやり

きれいなおむつをさせて。お水を飲ませて。

やせ細った体を抱っこして。

 

いつもはキャリーケースに入れて移動するのですが

もう駄目だとわかっていたので

抱っこしたまま家を出て新居まで歩いて帰りました。

 

新居まで約10分。私の腕の中で一緒に散歩しました。

その間に天国へ旅立ちました。

 

最高に幸せな時間でした。

 

最期を看取れてよかったです。

 

引っ越したばかりで段ボールがたくさんあったので

そこに私の使っていたタオルと元旦那のパジャマを敷き詰めて息子と私と一晩過ごしました。

 

次の日、ペット火葬屋さんに連れられて行きました。

 

相模湾に散骨されたと連絡が来ました。

 

水が苦手だったけど大丈夫かなあと思いつつ

海の壮大さの中に身を置いて感動してるかなあと。

 

私が死んだら私も海に散骨してもらおうと思います。

そしたら一緒にいられる気がします。

 

死んでしまった後は時々家に遊びに来ている気配がしましたが、最近は感じられません。

あの世で楽しく過ごしてくれていたら嬉しいです。