お父様の十三回忌。

 

家にお坊さんを呼んで法要を行った時のことです。

仏壇の蝋燭に火を灯し、お線香を手向け、チーン♪とおりんを鳴らしたとき、孫が歌い出しました。

Happy Birthday to you......♪

大爆笑するご遺族たち。

でもお経を上げるお坊さんらは一笑もせず、始終真剣な面持ち。

ザ・プロフェッショナル!

 

お客様からお聞きしたおはなしです。

「笑わない坊主がいるから余計におかしくておかしくて〜」とおっしゃっていました。

 

そんな孫のおばあちゃんも素敵です。

家族で百貨店に買い物に行くと、そこの展示場で福沢諭吉展が開催されていました。

見ていくかということになり、おばあちゃんは嬉々として息子に尋ねたのです。

「ゆきっさんご本人もここにいてはるの?」

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福沢諭吉

1835年1月10日に生まれ

1901年2月3日没

 

 

 

〆張鶴の「純」、常温のご相伴に預かりながら更けてゆく雨の夜。

しっとりとした時間が心地よく流れます。

「純」と言えば、あのお方。

まつ様です。

 

まつ様のお仲間さんは焼酎を呑んでおられたので、日本酒はまつ様とわたしがくいくいやっつけました。

二人で一升瓶を空っぽにしたわ。

内訳はまつ様7合、夏恵3合です。

美味でございました。ありがとうございます。

まつ様の愛を感じた夜でした。

普段は5合〜6合がまつ様の量です。

「純」はまつ様のために仕入れる日本酒なので、開封した瓶を呑み切ってしまおうとお考えになったのでしょう。

7合呑んだまつ様は、よくお笑いになっていました。

大学時代からのまつ様のお仲間さんのお話も愉快で、お酒もおいしく、おわってほしくない至福のひとときでした。

深く深く、感謝です。

まつ様、次回はメグお姐さまと一緒においでくださいね!

お待ちしております。

ありがとうございました。

 

 

 

まつ様と夏恵が熱々でも、1ミクロンたりともやきもちを焼かないのはさくぴーです。

私がまつ様の席に乱入すると、「あー、ぺちゃくちゃ話しかけてくる女子がいなくなった♪今のうちに蕎麦を思う存分堪能しよ」と背中が饒舌に語っていました。

その背中、私は見逃しませんでしたわよ。

まつ様がお帰りになってしまい、最後の一人になったさくぴー。

自分で食器を片付けて、そそくさとお開きにしようとしているので、私が制しました。

「もっと呑んで!」

さくぴーのぐい呑に越乃寒梅の夏酒を注いでしまう夏恵です。

困りながらもおいしそうに日本酒を堪能するさくぴー。

まだいてほしいけど食器は片付けたい。

というわけで、さくぴーの手に少し残っていたアテを握らせてぐい呑以外は全部下げてしまいました。

全くどんな店じゃ。

結局お客様であるさくぴーがぐい呑を(私の分も)カウンターに下げて片付けてくださいました。

 

昨夜、さくぴーが堪能した日本酒はこちらです。

 

越乃寒梅の「灑」。(「さい」と読みます)

淡麗だけど水っぽくなく、コクのあるしっかりした辛口です。

さくぴー大満足。

まだ在庫ありますので、ぜひ。

 

今夜は4組のご予約を頂きました。

空席はあと2つ。

キャンセルが発生しませんように!!

 

今日を乗り切れば明日から連休です。

良い1日をお過ごしくださいませ。

 

以上、初台丸屋でした。