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普通の夫婦なら、旦那が仕事をやめるとなると、嫁の両親も含め、
大問題になるのではないだろうか。
だけど、うちの嫁は、サラリーマンを辞めてこの道を進むことに
反対するどころか、背中を押してくれた。
研究者の嫁になりたいらしい。
そんな夫婦で決めた道ではあるものの、周期的にやってくる不安の波に
襲われる。
一般的に、大学の学部は4年、大学院の修士課程は2年で卒業できる。
そして、大半の人がその期間で卒業している。
しかし、ハムが今いる博士課程というのは、よっぽど優秀な人を除いて、
卒業までに最低3年はかかる。
そう「最低」というだけあって、多くの人はそれ以上の期間を要する。
同じ研究室には、すでに6年目に突入している人もいる![]()
妻持ちの自分としては、そんなのらりくらりやっている場合ではないので、
何としても3年で卒業しなければならない。
嫁からもらっているタイムリミットも3年なので、それ以上はありえない。
ただ、もし卒業できなかったら、この不景気の中、再就職はできるのか…
と不安になったり、
卒業しても、そのあと研究者としてやっていけるだけの頭はあるのか…
と不安になったり、
そもそも、研究職のポストなんてほとんどないのに有り付くことができるのか…
と不安になったり、
運よく研究職に就けても、ほとんどが不安定な任期付きで食っていけるのか…
と不安になったり、
周りの友達が、頑張って働いて稼いでいるのに、自分は何をやっているんだ…
と考えたり、
嫁の体力は3年間もつのか…
などなど、
この道を進むには、頭脳以上に相当の精神力が必要なことが分かりました。
この先、この不安の波が消えることはないだろうけど、ここまで来た以上、
前に進むしかありません![]()
嫁を幸せにするには研究者になるしかないので、がんばるべ![]()



