今まで生きてきた中で 初めて踏み切ったのは
昨年11月27日。
その前の年の同じ日に出会った。
1年経ち、貴方への気持ちを断ち切ろうと決めた。
貴方がいない人生の再出発を決めた。
でも貴方の心ない仕打ちに失望し、生きることを諦めた。
どこをどう走ったのか分からないけど、海についた。
深夜 人気のない海。
ここで今飛び込めば、全て終わりにできる。
苦しいのは一瞬。
誰もいないと思っていたのに、ホームレスの人がいた。
腕を捕まれ引きずり倒されて、私を止めた。
ホームレスになった経緯、身の上の話をされ、最後に
『おれのように、食うものも着るものも住むところも友達も無くなってから死ね』
『どうせ死ぬなら、死ぬ前にやらせろ』
いくらなんでも それは嫌。 無理。
そしたら、『嫌とか守る気持ちがあるうちは死んじゃいけないよ』
穏やかに諭され、たくさん泣いてから帰った。
2度目は10月2日。
貴方が言ってたから。
喜んでくれると思ってしたことだったのに。
疑いをかけられ、頭がおかしい、気持ち悪い、異常、 散々罵られた。
“物”は何も失っていないけど。
誤解から信用をなくした。
貴方の暴言で心がボロボロになり、 心の中にあった何かが無くなった。
貴方の鼾を聞きながら、ハサミで自分を傷付けた。
でもまともに持てないほど脱力しきっていた。
気付いたら、道の真ん中に立っていた。
家の前じゃなくコンビニがある通りの道。
クラクション鳴らされて気が付いた。
轢かれてもいい。 思ったけど、運転する人からしたら良い迷惑よね。
時間も遅く、殆んど車も走っていないし。
『遠くに行こう』 車取りに戻ると、
熟睡していたはずの貴方が外にいた。
私の車を覗きこんだり、探してくれていた。
あんなに酷い言葉を浴びせ続けられたのに、胸が締め付けられた。
貴方と出会ってから、良い意味でも悪い意味でも、
本当にたくさんの『初めて』を経験した。
できれば経験したくなかったことの方が多いけど。