駄菓子屋さんのひとり言
駄菓子屋さんになって5年と半年くらい経ちました。
お客様の中には
「これから駄菓子屋さんを始めようと思ってるんですけど」と相談される方もいらっしゃったり。
(ああ、駄菓子屋さんになったのだとようやく実感できる年数になったのかも)

色々お話しする中で、必ず聞かれる質問。
「仕入れはどこでされていますか?」

というわけで、今回は駄菓子屋さんの仕入れについて。

いきなり駄菓子屋さんっぽい感じになりました!
あ、やっと?かな?ブログのタイトルが駄菓子屋さんのひとり言なのに、いつもお菓子ばっかりたべてるだけになってしまっていましたが、実は駄菓子屋なんです!

鳩頭巾のお店は千葉県佐倉市にありまして、そこから1番近い駄菓子問屋さんは、船場市場の中にあります。

↑船橋市場。

京成線船橋駅から徒歩8分位でしょうか。

市場の中にある「現金問屋山下商店」さん。

一般の方も購入できる問屋さんのため、近隣の幼稚園、保育園、小学校、中学校、高校‥

商店会のお祭りなどの買い出しのお客様で年中、お客様で大変賑わっていらっしゃる人気の問屋さんです!✨


先日お聞きしたら、年間1万人はお客様いらっしゃるとか‥!!す、すごすぎます!

(あの!ふなっしーも遊びに来られた事もあります✨)


でも、その人気の秘密は、山下商店さんのお店のスタッフさんが皆さん親身になって相談に乗ってくださるし、親切丁寧な接客だからに他ならないと鳩おばちゃんは実感しております!


駄菓子屋さんと駄菓子問屋さんの違いは?

駄菓子屋さんは、駄菓子をバラで1個づつ販売していますが、駄菓子問屋さんは、基本的には箱で販売されています。

なので、駄菓子問屋さんで箱で仕入れた駄菓子を

→駄菓子屋さんがバラで売るという流れでございます。


ただ、山下商店さんでは、中にはバラで購入できる駄菓子もありますので、駄菓子好きな方はぜひ一度お立ち寄りください。店内に天井の高さ近くまで駄菓子や玩具が並んでいて、見ているだけでも、とっても楽しいですよ!


鳩おばちゃんは、もともと駄菓子が好きだったので、山下商店さんの事も知っていて、駄菓子屋さん始めた時に、「駄菓子屋です」とご挨拶させていただいてから仕入れが始まりました。


これから駄菓子屋さん始める方、もう始められていて、山下商店さんで駄菓子をご購入される方はぜひスタッフさんに「これから駄菓子屋さん始めようと思ってます」「今〜で駄菓子屋やってます」とお声かけられてみてください!


さて、仕入れの話しですが、基本的には、お店に並んでいる商品をその場でピックアップして並べていって、お会計します。事前にどうしても欲しい商品がある場合は、鳩頭巾の場合は、ご連絡して取り置きしていただいたりする時もあります。(山下商店さんいつもわがままを聞いてくださりありがとうございます!!)


会計したら、持参した大きな袋に🛍️詰めていただき、それを持って帰ります。

鳩おばちゃんは、車の運転ができないので、徒歩で行って、徒歩で帰るのですが、電車賃がかかるので、なるべく1度にできる限り沢山購入したほうが、電車賃が安くなるので、思いっきり持てるだけ購入すると、いくらぐらいでどのくらいの荷物になるかと言うと、4万円分購入すると、100圴の1番大きなチャックつきの袋で4、5袋分位になります。


それを根性で持ちますが、めちゃくちゃ重いです!

特に重いのは、ゼリー系。歩きで駅に向かう時は、何度も何度も休み休みじゃないと無理です。



そのため、重い駄菓子はリュックに入れて背負ったり、カートをひきづったり色々な工夫をしてますが、絶対に車運転できると便利ですよ!(当たり前のような事を偉そうに言ってます)


もしくは、宅急便で送っていただくこともできます(送料が電車賃より高くなってしまいますが‥)ので、限界まで購入して宅急便にする場合もあります。



ただ、おばちゃん昨年膝を痛めてしまい、途中はネットの問屋さんでの購入に切り替えたりしてました。(商品自体の単価が高く、手数料がかかります😵)


だいぶ膝も復活したので、(その分次に腰を痛めている)またまた最近はお世話になっております🙇


ですが、ルートの違いで山下商店さんでも、どうしても手に入らない商品もあるため、その時は、ネット、または違う問屋さんもしくは、直接製造メーカーさんに販売をお願いしたりもします。


ただし、直接製造メーカーさんから購入する場合は、単価は安い分、ロット数がとんでもなく多く購入する必要があったりするので、本当に必要な時(フェアを開催したい。どうしても手に入らない)以外は、直接購入することはないですが。



それにしても、毎月のように駄菓子の価格が上がっています。仕入れ価格をちゃんと確認しないと、先月までの売値では赤字になっている事が多いです。


駄菓子🟰安い時代

では、なくなってきているのです。


なので、駄菓子屋さんで購入していただく楽しさも含めて〝駄菓子〟という価値を伝えていく必要がありますし、仕入れの流れでもおわかりかと思いますが、駄菓子問屋さんがなくなってしまったら、駄菓子屋さんはなくなるもしくは、駄菓子屋での駄菓子の価格がものすごく高くなり、100円ショップやコンビニ、スーパーより高く売らなくてはいけなくなり、結果的に駄菓子屋さんがなくなってしまいます。


なので、駄菓子問屋さんの存在は、本当に本当に大切です!


だからこそ、駄菓子屋さんがもっともっと増えていくよう、駄菓子屋さんに興味を持っていただき、なりたい方を増やしていけるよう、駄菓子の魅力を発信していく事が、駄菓子屋の仕事のひとつだと、鳩おばちゃんは考えます。


あ、全然まとまってない💦

とにかく!このブログを読んでくださってる方で、まだ行った事ない方、最近ご無沙汰の方は、是非一度お近くの駄菓子問屋さんへ、そして駄菓子屋さんに行ってみてくださいね!