『蘭陵王』
宝塚花組公演神奈川KAAT劇場
2018年12月4日(火)観劇
この日は12月だというのに非常に生暖かく、上着を手に持つ人、半袖の外国人とかおばさまなども見られるような、春?GW?なのではないかと思われるような不思議な気候の日でした。
専科凪七瑠海さんは、昨年12月の星組東京宝塚劇場公演『ベルリン、わが愛/ブーケドタカラヅカ』で拝見してずっと気になってました。
高長恭(後の蘭陵王)は嫡出外の捨て子だったが美しさのために過酷な暗い過去があった。その後高貴な生まれだと分かり、生きる為に強くなった。同じような境遇の娘と出会い、宮廷の中での謀に遭いながら切り抜け、ほのぼのとした生活を今後は手に入れていくというお話。
全体的に割と重い内容。
明るい瀬戸かずやさんの高緯のふり切れた歌や演技で多少明るさや軽さは出ているが、やはり色々と考えさせられる内容。
観劇後数日は何だか凄くモヤモヤした感じが残り、心を掴まれたままでした。
育った環境により愛など分からなかった主人公が本当の愛に気づき、最後はハッピーエンドだったのがせめてもの救い。
思い返してみると、そういえば『鳳凰伝』を観たときもこんな感覚だったような。それくらい心に重く響く、メッセージのある作品。
凪七瑠海さん美しかった。音くり寿さんの歌も演技も素晴らしい。歌を聞いているときに、なんだか花總まりさんを思い出しました。瀬戸かずやは演技も歌も振り切れていました。京三紗さん、花野じゅりあさん、お二人の語り部の迫力が物凄くて、声が響いていました!
なんだかガツンと心に響くお話で、しかもハッピーエンドというのが本当に良かったです。素晴らしかった。和楽器の響きもとても素敵でした。
横浜KAAT劇場は、1階の傾斜がある方で、やや後方下手でしたが見やすく感じました。
何より座席の前の幅が少し広いように感じられ、出入りし易く、また座っている時もいつもより楽でした。
1階の傾斜がきつい分、2階席は高くなっているように感じました。3階席まであるのですが、もうそこまで行くとかなり見下ろす感じで、ちょっと怖い位でした。
トイレは数が多く、列がいつもより早くどんどんはけている感じがしました。













