エリザベート・ガラコンサート
アニバーサリー・スペシャルバージョン

2021年5月3日(月祝)
17時00分公演ライブ配信
2021年5月5日(水祝)
12時00分公演ライブ配信


望海風斗トート
夢咲ねねシシィ(1幕)
明日海りおシシィ(2幕)
鳳真由フランツ
宇月颯ルキーニ
澄輝さやとルドルフ(5/3)
七海ひろきルドルフ(5/5)
純矢ちとせゾフィ


GW中の4/26火〜5/11火は、緊急事態宣言の発出を受け、この公演も無観客配信となってしまいました。

苦労して手に入れたチケットが水の泡と化すこと、また、何よりせっかく作り上げた貴重な舞台を無観客で上演することを余儀なくされること、本当に無念で残念で仕方ありませんでした。

配信が何回かある中で、2度観ることができましたので、感想をツラツラと書いていきたいと思います。


最後の3日間の目玉である、
だいもんトート

本当に本当に圧巻でした。
とにかく、歌が凄い。
耳福。

フルコスチュームのようにバッチリ宝塚メイクに限りなく近い感じで、ロングのストレート、メッシュ入り、右側のおでこからもみ上げにかけ、タトゥーのような柄(フェイスペイント)が入っていて、怪しく素敵な黄泉の帝王を表現していました。

とにもかくにもトート閣下の存在感、歌の安定感、表現力、怪しさ、何もかも本当に素晴らしかった。

「爆誕(by明日海りお)」という言葉が本当に相応しい。

なぜ在団中にエリザがなかったのか、とにかく悔やまれます。真彩希帆ちゃんと一緒に観たかったけどな〜…。

だだ、これからもしも!またどこかでトートとして舞台に立ってくれる機会があるとしたなら……?とドキドキしちゃいますね。

未来のどこかで望海トート閣下を生で観たい!という希望(欲望)が沸々、いやグラグラ沸き立ってきました。
いや、ホントに感動のトートでした。

そして、また、みりおさんトートも観たいです。OG公演で。

みりおさんシシィは、美しさと妖艶さ、細さが際立っていましたね。

ただ、歌が、高音はちょっとまだ厳しそうな感はありました。また、3日は特に初日でもあり、2幕からの登場なので感情が乗り切っていないこともあり?

ねねさんシシィが感情乗りまくって1幕終了しているので、なんかもったいない感は正直ありました。

初シシィ、退団後初娘役、初2幕からの登場、そしてその初日。ご本人も仰っていましたが、中々の大きな挑戦であったのだと思います。こちらもハラハラ息を呑み見守りました。が、3日が初日で緊張感が伝わり、5日には少し落ち着きが出て歌にも感情が乗り、変化が見られました。

あの緊張感漂うある意味初々しさは、もしかしたら1幕から演じても丁度良かったのではないのかな??なんて、逆に感じたりもしましたが…、これも if なのでどうでしょうね。


ねねさんの公演は、ポーの一族で初めて拝見しましたが、その時より役への「のめり込み」方が凄くて、とても気持ちの伝わるシシィでした。TwitterのTLを見ていると「歌が上達した」というのが散見されましたが、そうなのですね。声質的に時折微妙なことはありましたが、演技で感情が乗りきり、勢いがあって素晴らしかったです。特に「私だけに」は、涙が出そうになるくらい感動的な歌い上げ方でした。

鳳真由さんのフランツは、弱々しい役作りと、丁寧な歌が印象に残りました。途中少し声がひっくり返りそう?というふうに聞こえるところもありながら、うまくコントロールしている印象でした。

としさんルキーニは、歌声が高く、声が大きくなると少し割れ気味なのか、最初はちょっと「ん?」となりました。が、役に入り込んでいくごとに、台詞回しや場の作り方、回し方、良いチャラさも発揮して小気味良いルキーニでした。

3日の澄輝さんルドルフは、育ちの良さと、お一人だけ千秋楽というのもあってか、とても魂が込められたルドルフを見せていただきました。

5日のかいちゃん七海さんルドルフは、なんというか、まずは色褪せない現役感が素晴しかったですね。育ちと性格の良さ、死に際の微笑み、作り方が独特で惹きつけられました。

七海さん自身が、純粋に舞台を楽しんでいるからなのでしょうかね?

ルドルフの場面といえば、ずっと孤独で悩んで成長し、母にも拒否されてしまい、図らずも色々な破滅に向かうという重々しく悲しいシーンのはずが、なんていうか、とにかく七海さんから出される全ての雰囲気で、とても軽やかで爽やかさがとても印象深い、何故か不思議な感覚のルドルフでした。(もちろん最高)

あとは、純矢さんゾフィはさすがの貫禄で素晴しかったです。挨拶の時の抜けた感じのギャップが凄かったらしく、一緒に観ていたうちの旦さんが驚いてました(笑)

他には、天真みちるさん、如月蓮さん、玲実くれあさん、芽吹幸奈さん、もうホントに皆さん懐かしいお顔ぶれが並び嬉しかったです。最後のご挨拶で、代表して綾月せりさんがお話されましたが、皆さんお名前と一言ずつだけでも何かあればなぁ、と少し残念に思いました。

鳳さんの「何も考えてこなかった」と言いながらの賢さがにじみ出るご挨拶が凄い!と印象的でしたが、皆さんそれぞれのエリザベートにかける想いを込められたお言葉が、一つひとつ心に刺さりました。

あとは、舞台上の人数が少ないためか、また、客席に誰もいなくて声がクリアに響くのか、普段の公演の時より声が聞き取りやすく、歌詞や内容が掴みやすい気もしました。
とにかく1幕も2幕も時間があっという間すぎでした!

こんなにきちんとストーリーの流れを追える形でコンサートを見せていただけるなんて!荘厳な世界に誘われ、本当に感動的でした。

3日の最後の挨拶も良かった。
ねねさん泣き出して、こちらも胸がうっと詰まっているところに、みりおちゃんのみりお語録と呼ばれる所以の素晴らしいトーク。横ではどこに合いの手を入れて絡むか、どうまとめるかと、優しい視線で間合いを探るだいもん閣下(笑)

最後に、無観客というのは本当に残念なことでした。ここで拍手大喝采だろう、というところで会場は静まり返っていて、やはり胸が痛むところはありましたが、無観客のおかげで聞こえる声もありました。

最後の最後、皆さん手を振り、チャッチャッチャッチャチャチャー、ドンドンドンドンドン、と幕が閉まった直後に

「イエーーーーイ!!!♪」
って(^^)

幕の内側から大歓声が聞こえましたよね!あぁ、普段もそうなのかな?と垣間見れた嬉しい瞬間でした!


あとは、5日の配信では、小池修一郎先生と小柳奈穂子先生の挨拶もありました。

その時点での概算で、(記憶が正しければ)、ライブビューイングが6,000、ライブ配信が36,000ということでした。

それぞれ過去に演じたものの、歌唱力は落ちたとしても、また別の経験を積み、それがにじみ出た今のエリザベートを演じている、ということと、エリザベートという舞台を通しての、演者の生き様を観ているようだ(ニュアンス)、とのお二方の言葉が印象的でした。