【埼玉県加須市 旧騎西高校に避難中の双葉町(まち)の方からのお話(2011.05.09)】
(まえがき)
なにぶん、素人が行ったインタビューですので、おかしな質問をしたり、要領を得ていなかったり、皆さんが欲しいような情報をできていないかもしれませんがご容赦ください。
旧騎西高校に近づくと、まず「がんばろう東北!頑張ろう日本」の横断幕が見えた。
校庭が駐車場になっていて、停まっているのは「いわき」ナンバーの車・双葉町のバス・ボランティアと思われる埼玉県内や埼玉近郊のナンバー。校庭はひび割れているほど乾燥している。
私の到着時には、ゴミ収集車が来たり、実験室を解体して、居住区に変える工事も行われていた。
取材は主要メディアであっても、校舎や体育館などは居住区には入れない。外に出ておられる方で了承していただける方に対してならOKとのことだった。
<居住区>
体育館→当初は畳が敷かれ、その上に毛布2枚を敷いても寒かった。
校舎 →各教室に12~17人(お話を聞いた方の部屋の場合)地区ごとに分けられている。
会館?→食堂
お風呂→近所の銭湯へ
テレビ→4/30に各部屋に設置(それまでは体育館に1台のみ)
新聞→地元福島の新聞等が届けられ、欲しい人が各自取りに行く
冷蔵庫→はアンペアが足りず、使用している少ない冷蔵庫は満タンで自分のものを取り出すのに苦労する状態。
<取材に応じてくださった方々>
Aさん:20代 女性:小学1年生のお子さん
Bさん:20代 女性
Cさん:50代位 女性:小学生のお子さん
Dさん:40代位 男性 元 福島第一原子力発電所 勤務 妻・小学6年生・中学1年生のお子さん
Eさん:60代 男性 元 福島第二原子力発電所 勤務 妻・息子36歳(原発から2kmの距離にあった家は津波に流された)