朝一の7:00ジャスト


家に電話が掛かってきた


一度目にはもうちょっとで出ることができなくて

二度目はスマホの方に掛かってきたがそちらも出ることができなくて…

直ぐに三度目がもう一度家電の方に掛かってきて

漸くに出ることができた…



隣の隣の市の瓦屋さんだった





昨日から

また母が瓦騒動を起こしている…




1月1日の地震では

実家から車で10分程の海沿いでは液化現象が起こって大変な事が起きてしまって

今も市からも県からも国からも援助が成されてなくて

被害がそのままの状態なのだが…


幸いにも

実家の土地は地盤が硬いのだろうか?

山手の方で石段を100段程登らないといけない場所に実家はあるのだが…

全くに被害には遭っていない…



なのだけれど…


母がここに来て

寺の後ろの方の瓦が落ちて雨漏りが酷い…と騒ぎ始めた…



尾骶骨を骨折して

とても毎日は私は通えないので…

特養の苑のショートステイに入って欲しい…とお願いをしてからである



急に思い出したように瓦の事を母は持ち出した



先週にだって直に私に瓦のことは言えたはずなのに…






昨日の朝にはこれから電話をすると言っていたのに…


もしかしたら

今朝になって急に思い出して

瓦屋さんに朝も早くから電話を入れたのかもしれない…



母は昔から朝6時でも平気で人の家に電話をするような人



母もまだまだ血気盛んな頃…

お涅槃団子を習字教室の人に渡す時にでさえ

朝6時を過ぎてからじゃんじゃんと皆さんに電話をしてしまったらしく…

驚かせてしまったらしく


結果その電話の意味を確認するために私の方にも電話が来ることになり…

ひたすらに皆さんに平謝りをする…という感じで





母は周りの方達と時代がずれていたのだろう…


それを母は知ろうともせず…


迷惑を掛ける一方のゴーイングマイウェイ









私は母が28歳の時だったかに産まれた子だ


当時としては結構遅い出産だったのだろうと思う


小学校中学校でもかなりに年の行った保護者だった


周りは皆さん若いお父さんお母さん達ばかりで…



もしかしたら…

そんなに年は違っていなくて…

今思えば…

母の情報が古かったのかもしれないが…




母くらいの年代にとっては

朝の6時台に人の家に電話を入れることは普通だったのかもしれないが…

他の人にとってはたまったものではない…



人に迷惑を掛けるということを母は全く考えない人で…


自分中心に世の中が回っていて

人は母に合わせてくれるのが当たり前…


というのが母の当たり前で…




そのせいで

小さい頃から恥ずかしい嫌な思いもいっぱいしてきた…



私が40代になっていても

50代でも…そうだった…





人の性格ってそんなに変わらないのだろう…


今も母は勝手に何でもどこにでも電話もしてしまったりする…



誰もがその母の身勝手な電話で翻弄されて…

確認のために私に電話をしてこられる…



私は自分の後始末以外に

母の後始末もしなくてはいけない…



もうあっちもこっちもで…

振り回されすぎて…

心も駄目になりそうになる…







瓦屋さんには


母が亡くなった後には寺は廃寺にするつもりなので…


そして母の年金内ではとても瓦の修理はできなくて…


私自身も自分の生活で精一杯で…



お金はそんなに出せないのです…!!




正直にそうお話をした…






見積もりをお願いしたが…

瓦屋さんも一度屋根に上がってしまったらお金が発生してしまうのかもしれない


なにせ…寺の屋根専門の瓦屋さんなので…

物凄い勾配の屋根に上られるので…

普通の瓦屋さんではないのだ…



正規の見積もりは出してもらえそうもない雰囲気だったが…


本格的にしてしまうと何十万何百万になると思うけれど

できるだけ必要不可欠なところだけで数万円内におさめるようにします…



そう言って電話を終えられたのだが



思っていたよりも良い方で本当に救われた…





毎回母が事件を起こす度にいつも思う


母より先に行かされてしまいそうだ…


心臓が持ちそうにない…








前回の瓦騒ぎは去年の事だったか…

今年の春の事だったか…

もう忘れてしまったけれど



今日もまた…

母があの母だということに絶望を感じ…

実家が寺であるということにもまた更なる絶望を感じ…


あの家にあの寺に

生まれてしまったという事実にぐっとこらえるしかない日々を過ごしている…



その出生が

母の自己満足のために

父も病院に行かされて

病院で何年も掛けて私を作ったという事実にも

この年になっても

未だに完全にはなかなかにどうしても受け入れることができないのだ…






母のような人ばかりではないとは思う…


だけど…

不妊治療をしている方は

母のようにエゴでしかないように…

私には今も思えてしまう…



治療に辛い思いをされていらっしゃる方々には本当に申し訳ないのだが







少子化してしまうと

日本が失くなってしまうから

不妊治療はやはり必要なことなのかもしれないのだけれど








私はどのようにすれば子供に迷惑を掛けないで天寿を全うできるだろうか…








私よりももっともっと

介護で苦しんでいる人はきっと多い



悲しい無理心中事件が起きてしまったりもしている…




きっと日本は

まだまだ後進国なのだと思う…