2001年宇宙の旅

2001年宇宙の旅 特別版
[監]スタンリー・キューブリック
[脚]スタンリー・キューブリック アーサー・C・クラーク
[出]キア・デュリア ゲーリー・ロックウッド ウィリアム シルヴェスター
[制作]1968.米
[上映時間] 150分?
story:太古の地球。謎の黒い石板(モノリス)に触れた猿は、武器の使用を覚えた。そして舞台は未来へ。月で発見されたモノリスの謎を解くべく、5人の科学者はコンピュータHAL9000型を搭載したディスカバリー号に乗り木星へ向かう・・・。
1968年アカデミー賞最優秀特殊効果賞受賞
1968年英国アカデミー賞3部門受賞
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「カンフーハッスル」の次にこのレビューを書く私ってカッコイイ←馬鹿(笑
木村大作さんもこの映画を観ずして映画を語るな!と言ってたくらいだし。
というわけでDVD鑑賞。
↓↓注意★以下ネタバレしまくり。反転させて下さい↓↓
後半もうちょっと続きます
最初10分くらいだろうか、ひたすら猿の映像で、野生動物番組かよっと思ったが、モノリスが出てきてから一気に鳥肌が立つ。骨を手にした猿はそれを打ちつけることを覚え、敵対していたグループを殺す。
空に掲げた骨。
そして宇宙船!
なんだこのトリップはー!!
これほどまで時間を飛ばし、かつ画もかっこいいこのカットバックは感動的。
虜になりましたコレ。
あぁ、これなのね。
宇宙船などその技術は現在の宇宙産業よりずっと進んでいて、
当時こんなの考えられたし映像よく撮れたなぁと。すごい。
無重力空間を生かした船内構造、食事、人間の冷凍保存…。
一つ言えば、そこまで技術が発達してれば船外活動は人間がやらずに
すべてコンピューターのみでできる気もするが、
それではストーリーが進まないというか、
肝心なところ(ミスを犯すのも)は人間だということなのか。
5人の船員のうち、3人の科学者が冷凍保存(冬眠)状態で、2人が活動するのだが、
HALの故障疑惑から、HALとHALを停止させようとする人間の戦いに。
HALは、静かで不気味だ。
フランクを船外活動に誘い出し、作業ポッドを暴走させ宇宙空間に放り出す。
(この吹っ飛ぶシーンも怖い)
冷凍冬眠中の3人も生命維持装置を停止されられ死亡。
そして、ただ1人残ったボーマンは、HALに立ち向かう。
それは二人(1人と1機か)の静かな戦いだ。
ボーマンはHALの中枢部に入り、その思考回路を1つ1つはずしていく。
この1つ1つの動作がまたぐっとくる。
感情を持たないHALは「怖いよ・・・」と繰りかえす。
それは感情からではなくボーマンを止めさせるためだろうか。
どんどん幼稚化していくように初期の状態に戻らされ、歌を歌うHAL。
そして明かされる、HALにだけ知らされていた旅の本当の目的。
それを船員に秘密にし、かつ忠実に友好的にしなければならないという矛盾から
HALはそれを解決するためにあの殺戮を行ったと。
誠実で純粋な柔軟でない完璧なるコンピュータということか。
これでクライマックスかと思ったら、ここからだった。
ボーマンは1人旅を続ける。
ここの特撮がものすごい。
斬新かつ鮮烈。
様々な色と光の波。カットインされるボーマンの目のアップ。どこだか何だかもう分からない世界。
そして木星へと到達すると、そこには巨大なモノリスが浮かんでいる。
そう、また進化の時なのだ、と私達は確信する。
到達したのはホテルの一室。
ポッドから出たボーマンとそれに気づく食事中の男。
それはボーマン。
そのボーマンが振り向くと、ベッドに横たわる年老いたボーマン。
そして、そこで彼は「スター・チャイルド」へと進化し、地球を見守る。
「なんじゃこりゃー」と叫んでしまう。
え?え?ええぇ?と。
難解だ。訳分からない。特に最後の十数分。
もう何回も観ないと分からない、というか観ても分からないかもというくらい。
キューブリックもわざと難解に作ったらしい。
だからこそ観た人はいろいろとあぁでもないこうでもないと考えさせられてしまうのだろう。
小説版を読むとそうとう詳細に描写されているらしいので
興味を持った方はこちらも読んでみるといいでしょうね。
とりあえず手元に続編の「2010年」もあるのだが
未だ観れないまま2ヶ月が経っている・・・。
◆買う
DVD: 2001年宇宙の旅 by Amazon
DVD: 2001年宇宙の旅 特別版 by Amazon
DVD: 2001年宇宙の旅 by TSUTAYA
◆借りる
オンラインDVDレンタル「ぽすれん」
◆参考
小説版: 2001年宇宙の旅(著者: アーサー C.クラーク, 伊藤 典夫)
小説版(新版): 決定版 2001年宇宙の旅
サントラ: 2001年宇宙の旅>
DVD: 2010年