いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう
バージニア・リー・バートン ぶん/え むらおか はなこ やく 福音館書店
あるところに ちいさな
きかんしゃが ありました
なまえは ちゅうちゅうと いいました
まっくろくて ぴかぴか ひかっていて
きれいな かわいい きかんしゃでした
で、はじまる ちいさなきかんしゃのぼうけんのおはなしです
特に男の子にはたまらない本のようです
バージニア・リー・バートンのえほんは、丹念につくられていて
表紙を開けるとすぐそこにカラーで小さなまちから やまをいくつも超えて、 大きなまちまで いくようすが描かれています
そして、もう一枚めくると、そこは空白で、次はどうなるかなと
どきどきさせます
その次にはあわてふためく馬や人たち うねるような線路、そこを猛スピードで駆け抜けていく
ちゅうちゅうの姿があります
とても動きのある絵です
どんなお話が始まるでしょうか
そして、次のページにはちゅうちゅうがチョコンと描かれています
ちゅうちゅうはちいさなまちのちいさなえきを出発すると
おおきなまちのおおきなえきまでたくさんのお客さんや荷物を乗せ
行ったりきたりする毎日です
もっと、もっと早く走りたいちゅうちゅうでした
客車や貨車がなければ、もっと早く走れるのに・・・・・
あるときちゅうちゅうは決心するのでした
全編通して、白と黒の世界なのに ぐいぐい惹かれていきます
作者の動きのある絵には、 ほんとに驚かされます
スピード感も 慌てている様子も すべて あらわされています
描写もかなり細かいので、いろんな発見があります
お子さんと
何度も 何度も お読みになり、
いろんな発見のぼうけんにでかけてください
私ことながら、我が家の息子は2歳のときにこのお話のとりこになり
こんな長いはなし、最後まで聴けないだろうと思っていたのに
最後までくいいるように本をみつめ、だまって、聴いていました
読み終わると、「も いっかい よんで」と せがみました
何度、読んだかわかりません
こどもは好きな本を何度読んでもらっても飽きないようです
どうか、おつきあいしてあげてくださいね