恩人 12 | ☆★神戸の下町 湊川★☆ サンドリオン グループCendrillon group代表 波戸岡 正章 公式ブログ

恩人 12

2006シーズン。
色んな事があったが、こんなに成長と結束が見れた。
まだ終わっていないのだが、とても素晴らしい時間を過ごせた妙な充実感があった。

そして命を懸けたバクスターの仕事の結末を見守る必要があった。


志半ばで現場を離れなければいけなかった恩人の為に、選手・スタッフ・サポーターの気持ちは一つだった。


神戸は後半開始直後から怒涛の攻撃で流れを掴む。
そしてついに試合が動いた。

三浦淳宏が左サイドで粘って上げたクロスが中央に。

そこで競り合いになり、相手ディフェンダーが苦し紛れに弱いクリア。

そこに走り込んだFW近藤がダイレクトボレー。

GK水谷が反応するも、近藤のパワーが勝り、ついに均衡を破った。

ゴール裏は久しぶりの歓喜で泣き出す輩まで。

発狂しまくる人々で、ぐちゃぐちゃに。

しかし、そこから試合終了までの間、福岡の猛攻を耐える我慢、いや拷問のような時間が続いた。
緊張も極限に達し、試合を見るのが怖くて、気が狂いそうなくらい汗が出た。


終盤、福岡がJ1の意地を見せた。
猛攻を繰り返し、ついに同点に追いついた。

しかし、このままではアウェイゴールで神戸の勝ちになる。

更に福岡は攻勢にでた。
最後の最後まで苦しませられる。

もう、これはサッカーじゃない。
カウンターの応酬で選手は疲労がピークに。

もう気持ちだけで戦っていた。



13へ続く。