「アルゴ」 - プレミアムシネマ - NHK

アルゴ (映画) - Wikipedia

 

 

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原題 ARGO 2012年 アメリカ(120分)監督・主演 ベン・アフレック

他の出演 アラン・アーキン ジョン・グッドマン ブライン・クランクストン

「1979年11月4日、イランのテヘランで、アメリカに亡命した過去の支配者パーレビ(シャー)の引き渡しを求めて暴動が起きました。住民はアメリカ大使館へなだれ込み、アメリカ大使館員50人以上を人質にしました。この解決には440日以上待たなければなりませんでした。しかし、アメリカ大使館のビザ申請業務にあたっていた6人は暴動の民衆がくる前に裏口から逃げ出すことができます。6人は近接するカナダ大使館に入ります。しかし、この6人が逃げ出したことがわかり、見つかれば処刑さるのは確実です。何としても救出しなければならないと、アメリカ国務省は考えます」

第85回アカデミー賞 作品賞、脚色賞、編集賞 ゴールデン・グローブ賞作品賞、監督賞

 

(物語)事実に基づく物語です。

 暴動が起きて、民衆がアメリカ大使館を取り囲んだときに、異様なエネルギーの感じた職員は大使館にあるすべての重要書類を破棄・焼却しようとしました。でも、すべての書類が処分される前に民衆は乱入し、残った書類は押収されてしまいます。その中に大使館の全職員の顔写真の書類もあり、その書類の顔写真と人質の顔を照合すれば、全職員が人質になっているか否かがわかります。また、職員の人数も6人少ないことがいずれわかります。もう、暴動が起きてから10週間も過ぎており、その間50人以上の職員が人質になっています。

 捕まらずに逃げた6人はカナダ大使私邸にハウスゲストとして匿われていました。暴動が起きてから69日後、ヴァージニア州CIA本部でこの6人の救出についての会議が行われました。もう、カナダ大使私邸に匿うのは限界で、救出する前に見つかれば、公開処刑されると考えました。

 アメリカ国務省がこの6人の救出の責任を担っていました。国務省が考えた作戦は6人が自転車で国境まで逃げて脱出するというものでした。自動車は検閲を通り抜けられません。他の脱出方法は思いつきませんでした。

 その会議に脱出作戦のプロという人物、トニー・メンデス(ベン・アフレック)がCIAの要員として出席していました。彼はCIAの秘密工作本部の脱出作戦担当でした。彼は自転車での脱出に苦言を呈します。「今は冬です。国境までは480キロあります。途中でパンクもあるので、そのサポート部隊も必要です。自転車での救出作戦は無理です」と言います。そして「脱出はプロに任せるべきだ。自分が脱出させます」と言います。

 トニーが考えたプランは想像を絶するプランでした。それは空想科学映画を作る計画を立てて、そのロケ地をテヘランにするというものでした。そして、匿われている6人が映画スタッフとして、その映画作りに参加します。6人は架空の映画制作スタッフになって、イランに入国し、ロケ地を回り、映画の材料を集めてから帰国するのです。でも、これが途中で発覚したら、その場で射殺されます。架空の映画の題名は空想科学映画「アルゴ」でした。

 

ブログ掲載作品放送予定(放送日時、チャンネル名は必ずご自分でお確かめ下さい)
(放送予定が訪れない見たい映画はU-NEXT、prime video等のご活用をお勧めします)
放送日 時間 タイトル 放送チャンネル ブログ掲載日
7月2日  火  13:40  48時間   12チャ  24.7.1
7月4日 13:00 アルゴ  NHKBS  24.7.2
7月5日 13:00 捜索者  NHKBS  21.4.24
7月8日 13:00 クライ・マッチョ  NHKBS  掲載予定
7月8日  月  19:00  許されざる者   BSテレ東  23.8.25