テレビ東京 CINEMA STREET 午後のロードショー:テレビ東京 (tv-tokyo.co.jp)

ケープ・フィアー - Wikipedia

 

 

(上記のリンクをタップすると、紹介した映画のサイトが開きます)

 

原題 Cape Fear(恐怖の岬) 1991年アメリカ(127分) 監督 マーチン・スコセッシ

出演 ロバート・デ・ニーロ ニック・ノルティ ジュリエット・ルイス

「弁護士にもかかわらず、犯人の犯罪行為を憎み、犯人の有利になる証拠を提出しなかったので犯人の刑期は延びました。出所後、弁護士は犯人の激しい怒りと復讐に晒されます」

 

(物語)弁護士のサム・ボーデン(ニック・ノルティ)の娘、ダニエル(ジュリエット・ルイス)が語ります。「『私の思い出』―――あんな美しい場所に、なぜ『恐怖の岬』という名がついているのでしょう?私にとってあそこで唯一の恐怖は素晴らしい夏が終わってしまうことだった。」

 夜の映画館です。ボーデン一家の3人、父親の弁護士のサム、母親のリー(ジェシカ・ラング)、娘のダニエルは賑やかな喜劇を鑑賞しています。大きなけたたましい笑い声がひっきりなしに上映中にもかかわらず聞こえてきます。タバコの煙がボーデン親子の席に流れてきます。前の席の男がふんぞりかえって脚を組み、葉巻を出してライターで長々と火をつけます。暗がりの中で、火がつくと大きく吸い込み、煙を吐き出します。煙いし、うるさいので、サムがその男の肩を叩いて注意しますが、振り返りもしません。相変わらずの高笑いです、仕方なく、ボーデン一家は座席を移動します。

 映画館隣接の軽食カフェで親子3人がそれぞれ好きなものを食べて、サムがレジでお金を払おうとすると、レジの女の子が「もう頂きました」と言います。そして、外の駐車場を目で指します。赤い自動車の運転席で、館内でふんぞり返って高笑いしていた男が葉巻を吸っています。サムは「知ってる奴かな?」とその男を思い出そうとします。が、思い出しません。

 別の日にサムは遊びでつき合っている女の子とテニスで汗を流しました。彼女を一人で帰し、サムは自分の自動車に乗り込み、エンジンのキーを差し込みました。すると急に手が伸びてきて、キーが抜き取られます。映画館のタバコの男です。男は「鳥のように自由に相手構わずか」とサムの女遊びを冷かします。「キーを返せ!」とサム。男は『俺を忘れたか?』と問いかけます。「映画館にいた男だろ!?キーを返せ」男は『マックス・ケイディだ』と、自分の名前を言って、握手します。『あんたは6~7キロ太ったかな。俺は反対にムショで痩せちまったがね。』ここで、サムは少し相手の顔を見て、思い出します。―――「アトランタ、1977年?」、『そう、ご名答。』ここで抜き取ったキーをサムに返します。「この町で何をしているんだ?」、『俺もこのニュー・エセックスに引っ越そうかな』、「つけていたのか?」、『狭い町だ。イヤでも出会う』、「じゃあ、元気で」と、サムは彼から逃げたいので、車をバックさせます。すると、マックスが『失ったものは取り返す』と言うのが聞こえます。聞こえるように言ったのです。 

 サムは弁護士で、アトランタでの1977年のマックスの事件の弁護士でした。マックスはサムの弁護が不誠実で、自分の刑を重くしたと思っています。でも、サムにとってその事件は多くの事件の一つでしかなく、今ようやく事件とマックスを思い出し始めました。  

 サムは自宅へ帰り、妻とベッドを楽しみ、眠りに落ちます。妻が目を覚まし、花火が上がる外をブラインドを薄く開けてみます。すると、花火の光でマックスが塀の上に座ってこっちを見ているのがわかります。慌ててサムを起こします。サムは「こら、何してる?出ていけ!」と庭に怒鳴って出ましたが、もういませんでした。

 

ブログ掲載作品放送予定(放送日時、チャンネル名は必ず自分でお確かめ下さい)
放送日 時間 タイトル 放送チャンネル ブログ掲載日
5月26日 19:00 ザ・ファン 東京MX 24.5.20
5月27日 8:15  ミッドナイトスワン  日本映画 24.5.17
5月27日 19:00  運び屋  BSテレ東 24.5.22
5月28日 13:40  ケープ・フィアー  東京12チャ 24.5.24
5月28日 13:00 マデイソン郡の橋 NHKBS 23.10.20