テレビ東京 CINEMA STREET 午後のロードショー:テレビ東京 (tv-tokyo.co.jp)

96時間 - Wikipedia

 

 

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原題 Taken 2008年 フランス・アメリカ(93分) 監督 ピエール・モレル 

脚本 リュック・ベッソン ロバート・マーク・ケイメン 

出演 リーアム・ニーソン マギー・グレイス

「友達と二人でパリへ行った娘・キムが拉致されました。まだ17歳です。父親・ブライアン(リーアム・ニーソン)は元CIAの工作員で、並外れた知能と戦闘能力の持ち主です。娘への愛情は底知れないものがあり、娘に危害をくわえた相手は必ず殺します。たとえそれがエッフェル塔を壊すほどのことだとしても必ずやり遂げます。娘を誘拐した悪の組織から、『96時間以内に娘を取り返さなければ、娘は永遠に戻らない』と言われます。舞台はパリ、手に汗握るアクションの連続です」

 

(物語)まだ幼い娘・キムが誕生日プレゼントの馬のおもちゃを手に持ち、ケーキのローソクを吹き消します。大喜びの顔を前に、父親・ブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)が携帯用のパソコンを閉じます。居眠りから覚めます。今日は17歳になった娘・キム(マギー・グレイス)の誕生日パーティに招待されていました。

 主人公のブライアンは元CIAの優れた工作員でした。あまりに職務に忠実で役に立つ工作員でしたので、奥さんのレノーア(ファムケ・ヤンセン)はいつ帰ってくるか、無事に帰ってくるかが心配で、その心配することに耐えられずに離婚しました。その後、レノーアは資産家の実業家と再婚して、今日の娘の誕生パーティは広大な敷地にある自宅・大豪邸に多くの人を招いて行われていました。

 キムはやって来たブライアンを見つけて、「パパ―」と駆け寄ります。ブライアンのプレゼントは特注のカラオケマシーンでした。歌手になるのが夢のキムに渡して、受け取ったキムも大喜びです。その喜ぶキムを見てブライアンも喜びます。でも、現在の父親のプレゼントは生きた本物の馬でした。キムはその馬を見て「嘘でしょ!」と悲鳴を上げて、馬を引いて来る父親に駆け寄り、抱きつきます。ブライアンはがっかりします。

 家に帰って、ブライアンはキムのアルバムに今日の17歳の誕生日のキムの写真を貼ります。整理されたアルバムで、キムが可愛くて仕方がありません。CIA時代の友人が3人やってきます。3人の雑談の中で、ブライアンはキムの誕生日を祝うために任務を放棄し、15000キロ離れたキムの誕生日に参加した話になります。そして、それが理由で勤務地を転々と異動させられた後、CAIをやめることになりました。でも、この3人はブライアンの力を知っています。だから、今日来たのは自分たちの請け負った仕事を一緒にやって欲しいからでした。その仕事とは『明日、4時間、歌手をコンサート会場に送迎するだけ、報酬は2500ドル』です。「一人足りない。ドル箱スターの警護だ。」ブライアンは依頼を受けます。

 その歌手は娘のキムも憧れるシーラ(ホリー・バランス)です。ブライアンはコンサート会場で、「こんな時に申し訳ないが、娘が歌手になりたがっているんだ。よければ、何かアドバイスを」と聞きます。「ええ、一つある―――他の夢を探すのね」と相手にされませんでした。でも、シーラはコンサートが終わって油断をしていた時に通路でナイフを構えていた暴漢に襲われます。ブライアンは暴漢を見事にやっつけて相手にしませんでした。シーラにも、自分がどれ程危険な状況に遭遇したのか理解できました。目の前のブライアンの強さと身のこなし、防御を見ます。もう少しで命を落とすところで、恐怖で泣きじゃくりました。

 そのコンサート会場に娘のキムから、「明日二人で食事しよう」と電話がありました。電話からコンサート会場の大ファンのシーラの曲が聞こえましたので、キムも父親の仕事に興味を持ちます。そして、コンサート会場でシーラを助けたことが、冷たい助言しかくれなかったシーラが後にキムのミュージシャンへの道にささやかな手助けをくれることになります。

 キムのブライアンとの食事の目的は「友達のアマンダがいとこのパリの家に遊びに行くから、一緒に行かない?」と誘われたので、それを許して欲しいのでした。ブライアンが許可しないと20歳前の未成年の女の子が、女の子だけでパリを旅行することは許されません。「ルーブル、印象派美術館、ピカソ美術館に行くの」と言います。キムと一緒に来た母親のレノーアも加わって、頑固なブライアンを説得しますが、許可しませんでした。でも、最後は次の条件を付けて許してしまいます。「まず、泊まる先の連絡先を教えること、そこを移ったら、その場所と連絡先を教えること、着いたら電話すること、毎晩寝る前に電話すること」です。そして、ブライアンは海外対応の携帯電話をキムに預けます。

 キムはアマンダとパリに到着します。キムがブライアンに言った旅行目的は全部噓でした。本当はロックバンドの追っかけでした。パリでは、空港に着いた途端にアマンダは舞い上がって、飛び跳ねます。写真を撮ろうとしていたら、若い男の子が「撮ろうか?」と声をかけてきます。アマンダ好みの男の子です。ますます舞いあがって「バージン捨ててもいい。どうせ、いつか捨てるんだもの」とキムに言います。キムが当惑してると、男の子に「パリ市内なの?」とたずねられます。「この街、タクシー代、ばか高いからさ、相乗りしない?」と言われて、アマンダが「いいわよ」と答えます。二人はタクシーに乗り込みます。これが、彼らの手口で、二人はもう逃げられません。

 

ブログ掲載作品放送予定(放送日時、チャンネル名は必ず自分でお確かめ下さい)
5月13日 23:00 アンタッチャブル ザ・シネマ 23.7.12
5月13日 13:00 キネマの天地 NHKBS 24.5.8
5月14日 13:30 ゲッタウエイ ムービープラス 24.5.10
5月17日 13:40  96時間  12チャ 24.5.13
5月20日 13:00 白い巨塔 NHKBS 24.5.15