再放送 ① 2024年3月3日(日)18:15~ ②3月11日(月)18:30~

 

グリーンブック||洋画専門チャンネル ザ・シネマ (thecinema.jp)

グリーンブック (映画) - Wikipedia

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原題 Green Book 2018年 アメリカ(130分) 監督 ピーター・ファレリー

出演 ヴィゴ・モーテンセン マハーシャラ・アリ リンダ・カーデリーニ

「黒人天才ピアニストのコンサートツアーで彼の用心棒を務めることになったナイトクラブの用心棒トニー・ヴァレロンガはそのツアーの中で黒人差別を肌で感じ、変わっていきます」

第91回アカデミー賞 作品賞 助演男優賞 脚本賞

 

(物語)1962年、主人公のトニー・ヴァレロンガ(ヴィゴ・モーテンセン)はニューヨークのナイトクラブの用心棒です。上得意客のクロフォードが衣服の預かり所で係の女性に「この帽子は命がけで守るんだぞ。母からの大切な贈り物だ」と預けて、ホールへ入ります。この様子を袖でヴァレロンガは見ていました。すると、彼はその係の女性の所へ行って、「その帽子をかせ」「でもーーー」「いいんだ、よこせ」と、その帽子を取り上げます。そして、係の女性に現金を渡します。係の女性はしぶしぶ言われた通りにします。

 店内で客と従業員がトラブルを起こし、殴り合いになります。「トニー・リップ!」と用心棒のヴァレロンガが大声で呼ばれます。ホール内でヴァレロンガはその問題の客を一発殴り、店の入り口へ連れ出します。店の中は全く何事もなかったかのようにショーが続きます。暴れた客にヴァレロンガが「とっとと家に帰れ」と言うと、客は「俺に指図すんのか!俺を誰だと思っている!」と大口を叩きます。客は殴りかかりますが、ヴァレロンガに簡単に立ち上がれない位にぶちのめされました。 

 帽子を預けた上得意客のクロフォードが荷物預かり所で自分の帽子がないのを騒ぎ立てています。「帽子はどこだ!店に火をつけるぞ!」「ご心配なく、出てきますよ」とホール担当の係がなだめます。

 しばらくしてその上得意客クロフォードが3人の友人と酒を酌み交わしながら、ゲームをしているテーブルへヴァレロンガが彼の帽子を投げ入れ、「なくなったと聞いて、捜してやった」と平然と言います。「あの女!」とクロフォードが言うと、「係の女の子は関係ない」と手でなだめます。一緒の客が「どこのどいつだ」と言うと、「心配ない。俺が始末した」「ボコボコにしたか?」とクロフォードが聞くと、うなずきます。客は「少ないけど、とっとけ」とお礼のチップを差し出します。ヴァレロンガは「ミスター・クロフォード、あなたのためにとーーー」と、遠慮して受け取りません。クロフォードが受け取るように無理強いするので、仕方ないと言った振りで受け取ります。「『ミスター』付けで呼ぶのもよせ。これからは『友達のジオ』だ」と言います。

 彼が家に戻って朝起きると、友人がたくさん騒いでいます。ヴァレロンガの家に黒人が二人、水道の工事に来ていたのです。友人たちは「奥さんを黒人から守りに来てやっている」と言います。確かにヴァレロンガも黒人に対する差別意識は強く、工事の人が使ったコップはつまんでそのままゴミに投げ入れました。

 彼のナイトクラブが改装のため2ヶ月休養することになり、彼は仕事も収入もなくなりました。彼にある高名な人物の用心棒の仕事が舞い込みます。面接に行きます。その人物はニューヨークのカーネギーホールの最上階に住む天才ピアニストで、ドクター・ドナルド・シャーリーと言いますが、ヴァレロンガは彼について何も知りませんでした。面接で「ドクターが運転手を雇うと聞いたから、診療所かと?」と話しました。「運転はプロなのか?」と聞かれて、「衛生局のゴミ収集車、ボスの送り迎え、リムジン、牽引車、除雪車、何でもOK」と答え、「その他にナイトクラブのPR係をやった」と答えます。 

 その高名な人物はピアノ演奏家ですが、これから南部諸州を2ヶ月かけてトリオを組んで招待演奏旅行に出ます。その「運転手・用心棒・雑用係」の仕事です。給与は「週に100ドル、宿泊・食事代つき」と言いますが、「スケジュール管理、助手役、身の回りの世話、洗濯、靴磨きもすべて仕事に入る」と言われます。その面倒を見る人物が今、目の前にいる黒人です。黒人の使ったコップをそのままつまんで捨ててしまうくらいの毛嫌いです。その黒人が演奏旅行中、2ヶ月間、ずっと自動車の中は勿論、一緒の機会が山ほど、雑用も山ほどあります。早速断りました。

 しかし、シャーリーは「レコード会社に調べさせたら、君の名が何度も出た。トラブルを解決する腕を高く評価されているようだ。君を雇えれば」と言います。それに対して「旅に出るのは構わないが、俺は召使いじゃない。アイロン、靴磨きはごめんだ。A点からB点まで問題なく移動したとしても、あんたが南部で?そんなことは無茶だ。俺を雇うなら、週に125ドルだ」と、言い置いて、部屋を後にします。

 

ブログ掲載作品放送予定(放送日時、チャンネル名は必ずご自分でお確かめ下さい)
  放映日 曜日 開始時間 映画タイトル 放映チャンネル ブログ掲載日
2月27日 13:40 「依頼人」 東京12チャンネル 24.2.23
2月28日 13:40 エイリアン 東京12チャンネル 24.2.26
3月3日 19:00 フラガール  BS12  予定
3月6日 13:00 フィラデルフィア  NHKBS  予定
             
映画専門チャンネルの近日放映の推薦作品(気がついたもののみです)
2月29日 23:30 グリーンブック ザ・シネマ 24.2.27
3月2日 13:30 マネ―ボール ザ・シネマ 23.6.19
3月2日 16:00 冬の華 WOWOWプラス 24.1.2
3月2日 21:00 八甲田山 WOWOWプラス 24.2.6
3月3日 23:00 それでも夜は明ける WOWOWプラス 予定
3月3日 18:15 グリーンブック ザ・シネマ 23.5.30
3月3日 12:00 運び屋(2018) ザ・シネマ 21.9.4
3月4日 23:00 ミスティック・リバー ザ・シネマ 24.2.15
3月4日 1:30 WOWOWプラス 22.4.4
3月5日 14:45 テルマ&ルイーズ ザ・シネマ 23.1.26