テレビ東京 CINEMA STREET 午後のロードショー:テレビ東京 (tv-tokyo.co.jp)

エイリアン (映画) - Wikipedia

 

 

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原題 Alien 1979年 アメリカ 監督 リドリー・スコット

出演 トム・スケリット シガニー・ウィーバー ヴェロニカ・カートライト

「エイリアンを傷つけると強烈な酸が出て、あらゆる金属を溶かし、宇宙船にも穴があきます。殺すことは不可能なこの生物を会社は秘密裡に地球へ持ち帰れと命令したのです」

 

(物語)2122年です。貨物曳航船ノストロモ号が7人の乗組員を乗せて2000万トンの鉱物資源を他の惑星で採掘し、地球へ帰航中です。

 宇宙船はものすごい大きさでタンカーが宇宙に浮かんでいるようなものです。立派な構造ですべてオートメーション化されていて、船内は多少暗いですが、通路も人間が3人横に並んで走れるくらいに広いです。物語で使われる場所は、この宇宙船を制御するAI「マザー」と通信するコンピューター室、食事やくつろぐための部屋、手術室、隔離室、保管庫、脱出用宇宙船など多数の部屋があります。通路は2.5メートル位の高さで円形で、大きな太いパイプが3本天井付近に張り巡らされています。乗組員が行くところは白が基調のとても清潔感のある部屋になっています。

 突然すべての計器にスイッチが入り作動を始めます。船内の電気が点きます。乗組員たちが眠っているコールドスリープの蓋が自動で上がります。この装置は乗組員の体温を低温に保ち老化を防ぐ装置で、ここに入っている間は時間が止まるのです。みんなが起き上がって久しぶりの食事をします。全く現代の家の中での食事と同じで、余計な器具を体に付けずに楽しく会話しながら飲み食いし、喫煙もできます。給料が安いとの話をします。乗組員は宇宙で商売をしている会社に雇われている人間で、みんな給料生活者です。その時に「マザー」から呼び出しのブザーが鳴り、黄色のランプが点灯します。指令が来たのです。

 「マザー」のあるコンピューター室は厳重に管理されていて、保管庫からIDカードを取り出してそれを認識してもらうことでその部屋に入れます。「マザー」がある命令を一人の乗組員に伝えます。

 乗組員たちは全員自分の部署につきます。地球担当の女性のモニターに地球が映りません。現在は別の太陽系の中にいることを全員が認識します。管制へ連絡します。

「貨物曳航船ノストロモ号、ソロモン星団より帰航中、登録番号―――、南極管制センター、聞こえますか?」

繰り返しますが、応答はありません。地球担当が現在位置を伝えます。

「レクチル座、ゼータ2星の近くよ。地球ははるか先」

みんなは現在の航行位置が信じられません。全く予定のコースを外れています。乗組員全員が集まったところで「マザー」との通信担当が話します。

「地球は遥か先だ。半分も来ていない。マザーがコースを変えた。何かの事態のときにはコース変更ができるように設定されている。正体不明の送信を捉えた。調査に向かう。12秒間隔で繰り返す音響標識だ」

 SOSか、人間か、とか乗組員は質問しますが、通信担当は「わからない」と言います。乗組員の中には地球へ帰りたいので、余計な仕事は嫌だと文句を言う人もいますが、科学主任のアッシュは契約書に「知的発信の可能性がある信号は調査せよ、とある」と言います。それでも文句を言い続けますが、「契約に違反すると給料は全部パーだぞ」と副船長は言います。彼らは会社に雇われているので、その命令には従うほかないのでした。

 宇宙船に届く音響標識を辿っていくとその星にはすぐに着きました。着陸船のモニターにはその星の着陸地点の陸地の状況、風の具合などが表示されます。その星に降り立ちます。着陸の衝撃で少し不具合が生じましたが、たいしたことはありません。ただ、修理には相応の時間はかかります。12秒間隔の音は続いています。音響の発信場所まで2キロ弱、あと20分で日が昇り、大気成分の分析も終わりました。地表は溶岩で覆われていて、気温は氷点下ですが、目標地点まで歩けると決断します。武器をもって3人が偵察隊になります。

 3人は今まで見たこともない不気味な形の巨大な造形物を見つけます。その中には通路があります。彼らは奥へ進みます。さらに巨大な金属でできた造形物があります。地球外生物が作ったものだとすぐに分かります。しかし化石のようで、生きているものはありません。

 宇宙船ではリプリー(シガニー・ウイーバー)が「マザー」を使ってこの音響信号の分析をします。「SOSではなく、何かの警告のようだと言っている」と科学主任のアッシュに伝えます。

 偵察隊は巨大構造物の中の行き止まりの場所に革でできた卵様のものがびっしり並んでいるのを見つけます。卵様のものは閉じていますが、中が透けて見えます。中のものは動いているので、生きているとわかります。卵の蓋が開きます。突然、小さな粘膜で覆われた小生物が飛び出して、見つめていた乗組員ケインの宇宙服の顔の部分に張り付きます。

 偵察隊は宇宙船へ戻ります。生物担当のリプリーに報告します。「ケインの顔に何かが付着した。生物だ。すぐに医務室へ」と言います。この時にリプリーは「24時間隔離のルール」を強調し、絶対に宇宙船の扉は開けないと言いますが、科学担当のアッシュはケインの命を救おうと開けてしまいます。ケインの顔に付着した生物こそエイリアンでした。

 

ブログ掲載作品放送予定(放送日時、チャンネル名は必ずご自分でお確かめ下さい)
  放映日 曜日 開始時間 映画タイトル 放映チャンネル ブログ掲載日
2月26日 13:40 「フューリー」 東京12チャンネル 24.2.22
2月27日 13:40 「依頼人」 東京12チャンネル 24.2.23
2月28日 13:40 エイリアン 東京12チャンネル 24.2.26
3月6日 1:14 「戦場にかける橋」 NHKBS 21.12.21
3月7日 1:18 「ナバロンの要塞」 NHKBS 21.7.21
             
映画専門チャンネルの近日放映の推薦作品(気がついたもののみです)
2月26日 19:00 フレンチ・コネクション ザ・シネマ 24.1.17
2月29日 23:30 グリーンブック ザ・シネマ 23.5.30
3月2日 13:30 マネ―ボール ザ・シネマ 23.6.19
3月2日 16:00 冬の華 WOWOWプラス 24.1.2
3月2日 21:00 八甲田山 WOWOWプラス 24.2.6
3月3日 18:15 グリーンブック ザ・シネマ 23.5.30
3月3日 12:00 運び屋(2018) ザ・シネマ 21.9.4
3月4日 23:00 ミスティック・リバー ザ・シネマ 24.2.15
3月4日 1:30 WOWOWプラス 22.4.4
3月5日 14:45 テルマ&ルイーズ ザ・シネマ 23.1.26