テレビ東京 CINEMA STREET 午後のロードショー:テレビ東京 (tv-tokyo.co.jp)

プレデター (映画) - Wikipedia

 

 

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原題 Predator(捕食者、略奪者)1987年 アメリカ (113分)

監督 ジョン・マクティアナン 出演 アーノルド・シュワルツネッガー  

「森林に降り立ったたった1匹の宇宙生物のために強力な精鋭兵士が死んでいきます。今までに戦ったことのない透明な見えない宇宙生物の知力と戦闘能力、破壊力が迫ります」

 

(物語)宇宙空間を宇宙船が飛んできます。地球が薄青い霧のような外層に覆われています。宇宙船が赤い光線を発して地球に近づいて消えます。

 すぐに葉巻に火をつける兵士・アラン・‘ダッチ’・シェイファー少佐(アーノルド・シュワルツネッガー)の特殊部隊がアメリカ海軍の基地に到着します。基地の最高指揮官が親し気に話しかけます。「18時間前、米軍ヘリがここの大臣を乗せたまま落ちた」と地図を広げて、救出に向かう場所を示します。ここは中央アメリカのバル・ベルデ共和国の密林地帯です。ダッチ少佐は大臣の救出のために呼ばれました。「国境を越えている地域なので、侵入してよいのか」とダッチ少佐は問います。「コースを外れた。ゲリラ地域だからな」。その会話が交わされている横に、この作戦にダッチ少佐を推薦したダッチ少佐の親友がいます。CIAのディロン(カール・ウェザーズ)です。再会に感激して、双方ともに握手した腕でお互いの力を出し合います。腕相撲です。お互いの腕力が落ちてないことを喜び合います。

 現地の大臣が捕らえられ、人質になっています。ジャングルのゲリラが支配する地域に監禁されているので、救出作戦は困難だとディロンは言います。ダッチ少佐は自分の体力、能力、腕に自信があるので、そのように言われても困難を感じません。しかし、軍の命令で作戦にはディロンが同行し、現地ではディロンの指示に従ってもらうと言われます。

 ダッチ少佐とその部下5人とディロンの合計7人の兵士がヘリコプターで南米アメリカのジャングルの奥深くに入ります。ジャングルの中の木の枝に偵察用のヘリコプターの残骸がひっかかっています。中のパイロットは頭を撃たれていました。ダッチ少佐はヘリの破壊のされ方から、「熱線追跡ミサイル」を使っていることを知ります。そして、ゲリラがそういうミサイルを持っていることにびっくりします。「ゲリラは12名、ヘリの人質は2名」と隊員から確認されます。他に「GIブーツの6名が北の方角から来て追っています」との報告があります。ゲリラの別動隊かパトロールと思われますが、定かではありません。

 ダッチ少佐の部下が木に吊るされた死体を発見します。死体は死体ではなく、赤い血の滴る肉片です。交通事故で何度も轢かれて原形を留めない調理前の引き裂かれた牛や豚の大きな肉片のようです。吊るされた死体についていた認識版からダッチはその軍人の名前を見ます。知っているグリーンベレーです。このようなジャングルにいるはずのない身分の兵士ですが、そのことについてディロンに聞いてもわかりません。ダッチ少佐はその兵士が特殊任務をこなすグリーンベレーなので、誰かに派遣されたものと考えます。

 しかし、あまりに残酷な殺され方なので、アメリカ人兵士の怒りは収まりません。現場を調べている兵士が「あまりに変です。四方八方に撃ちまくった跡がある。おかしい」と兵士はつぶやきます。ダッチ少佐も「グリーンベレーは敵に囲まれるような兵士ではない」と言います。辺りには敵の足跡もありません。影も形もありません。ダッチ少佐たちはゲリラの足跡を追って、人質救出に向かうことにします。彼らは特殊部隊であり、武器も最新の高性能の銃、機関銃、弾薬を持ってきています。仲間の殺され方があまりに残虐だったので、復讐の怒りがこみあげてきます。

 彼ら特殊部隊の行動をジャングルの中からじっと見ている生物がいます。その生物の姿は見えません。その生物の目から見ると、ジャングルの緑の中にはっきりではありませんが、人間は赤くぼんやりと見えます。3人の赤い人間らしき「ぼんやり」としたものがジャングルを歩いて見えます。特殊部隊の兵士である人間からはその未確認生物の姿は見えません。特殊部隊の兵士たちはその未確認生物に後をつけられます。

 ゲリラの基地が見下ろせる高台に特殊部隊は到着します。基地に捕まっている人質は粗雑に扱われ、殺害される者も出ます。特殊部隊は攻撃を始めます。その戦闘能力はすさまじく、ゲリラ基地は瞬時に爆破され、ゲリラは射殺され、ゲリラたちには逃亡する機会さえ与えられませんでした。基地内を捜索しましたが、人質は殺され残っていませんでした。基地には連れ去られたはずの現地民の大臣はおらず、どう見てもアメリカ人と見られる人物が殺されていました。ゲリラの中にはロシア人の軍事顧問が一緒にいて、ここへの任務は嘘だったとわかります。しかし、ディロンはゲリラ基地の司令部で書類を紐解き、探していた書類を見つけていました。そのような予定外の打ち合わせにない行為をしているディロンをダッチは締めあげます。「俺たちはCIAの手先じゃねえぞ」、デイロンが「機密書類が奪われそうになったのさ」と弁解します。「何で俺たちだ」「君らの腕を借りるために作り話をこしらえた」。自分たちが道具のように扱われたのをダッチは心の底から怒ります。しかし、これからの帰り路、目に見えない宇宙生物が彼らの来るのを待っています。特殊部隊の兵士達は、まだ何にも知りません。第一、地球上にこの生物について知っている人間は、まだ一人もいませんでした。

 

ブログ掲載作品放送予定(放送日時、チャンネル名は必ずご自分でお確かめ下さい)
  放映日 曜日 開始時間 映画タイトル 放映チャンネル ブログ掲載日
2月5日 13:00 「雨あがる」 NHKBS 24.2.1
2月6日 13:00 蜘蛛巣城 NHKBS 24.2.2
2月7日 13:40 プレデター 東京12チャンネル 21.2.13
2月7日 18:40 八甲田山 BS12 21.3.25
2月8日 13:00 「アラバマ物語」 NHKBS 23.6.16
2月13日 13:00 「シャレード」 NHKBS 23.3.27
2月15日 13:00  「オズランド 笑顔の魔法おしえます」  NHKBS 23.6.26
2月19日 13:00 「次郎物語」 NHKBS 23.2.27
2月20日 13:00 「サイコ」 NHKBS 23.6.5
2月21日 13:40 「ペイバック」 東京12チャンネル 22.11.27
2月22日 13:40 「博士の愛した数式」 東京12チャンネル 21.11.10
2月26日 13:40 「フューリー」 東京12チャンネル 21.9.7
2月27日 13:40 「依頼人」 東京12チャンネル 21.7.11
2月28日 13:40 エイリアン 東京12チャンネル 23.11.1