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羊たちの沈黙 (映画) - Wikipedia

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原題 The Silence of the Lambs 1991年アメリカ 監督 ジョナサン・デミ

出演 ジョディ・フォスター アンソニー・ホプキンス 原作 トマス・ハリス

「『羊たちの沈黙』とは何のことでしょうか?これは主人公のFBI捜査官訓練生・クラリスに関係していて、映画の中で語られます。名優アンソニー・ホプキンスが人間を食べてしまうという怪物を演じています。でも、精神科医で頭脳明晰で猟奇犯罪、性犯罪の分析にはひときわ優れた能力を発揮するので、FBIはある怪奇事件解決のために彼の助けを借りたいと考えます。その役目を新人見習いFBI捜査官であるジョディ・フォスターが演じます。助けが欲しいのはバッファロウ・ビルと言う人物が女性を殺して、女性の皮膚をはぎ取ると言う事件5件です」

第64回アカデミー賞5部門受賞 作品賞 監督賞 主演男優賞 主演女優賞 脚色賞

2011年にはアメリカ国立フィルム登録簿に新規登録されました。

 

(物語)バージニア州タワンティコ近くの森のFBI 訓練所です。FBIの見習い捜査官のクラリス・スターリング(ジョディ・フォスター)は急峻な坂道をロープを使って登り、山道を走り、縄目を登り、自己の身体能力を高める訓練をしています。山道には「痛み、苦悩、苦痛を愛せ」の標語が飾られています。「行動科学課」と言う部署に入っているクラリスに任務が与えられます。

 部屋の壁には背中の皮膚や、腕や胸の皮膚をはぎ取られた写真や事件の現場写真が貼られています。「バッファロウ・ビル、5人目の皮膚を剥ぐ」との新聞の切り抜きも貼られています。大学でクラリスを教えたことがある行動科学課の課長・ジャック・クロフォード(スコット・グレン)が出てきます。

「連続殺人犯と面会してプロファイルを作成中だ。未解決事件に役立てたい。大物がいるんだが非協力的でね。今日、施設へ会いに行ってもらいたい。精神科医ハンニバル・レクター」

「人食いハンニバル」とクラリスは復誦します。

「君に話すとは思えないが、何でもよい、君なら聞きだせるかもしれない」

「ハンニバル・レクターは何年も拘留中です。バッファロウ・ビルと何か関係があるんですか?」

「だといいんだが。レクターには気をつけろ。自分のことは話すな、頭の中に入り込まれるぞ!奴が何者かを忘れるな」

レクターは精神科医で何人もの変態性欲者の診察をしています。彼の記憶の中に、現在捜査中のバッファロウ・ビルがいると読んでいるのです。

 ハンニバル・レクターの収容されているボルティモア州立法廷病院です。クラリスがチルトン博士からレクターの説明を受けます。

「奴は怪物さ。完全に異常だ。生け捕りは奇跡だ。研究の観点から言うと彼は貴重だよ。彼は8年、女を見ていない。君が来たのは正解かもしれない。ペンなど凶器になるものは渡すな。紙の受け渡しは引き出しでやること。彼からは何も受け取るな。一つあったことを話す。1981年7月8日の午後、彼が胸の痛みを訴えて医務室へ運ばれた。検査だと言うので、拘束具を外されたが、看護師が襲われた。この写真のようになった。何とか顎を修復し、目を一つだけ救った。舌を食った時も心拍数は85を超えていない。」

 ハンニバル・レクターはこのチルトン博士を嫌っています。それで、クラリスは一人でレクターと面接したいと伝えます。チルトン博士は承諾します。レクターは地下の拘置所の煉瓦で囲まれた4畳半ほどの空間にいて、正面は全面ガラス張りで、姿はよくわかります。クラリスは自己紹介をして、身分証を見せます。ガラスには近づくなと言われているので、決してある距離以上に前に出ることはありません。レクターはごく普通の初老の男性で、囚人服を着ていますが犯罪人には見えません。

「もっと近くへ!」と言います。クラリスがガラス越しに身分証を見せると、彼もぐっと前に出てきます。身分証には有効期限が記されていて、彼は彼女が正式な捜査官ではないことを知ります。

「訓練生で学生です。学びに来ました。学ぶ資格があるかご判断下さい」

彼は、ガラスの上部から外の空気を深く吸い込み、その匂いを嗅いで、彼女のつけている化粧品の銘柄を言い当てます。彼女は他の受刑者から受けた屈辱的な卑猥なこと、自分の体の匂いに関することを彼に言いました。レクターはそれがとても気に入り「君とは信頼関係を築いた」と言います。

「バッファロウ・ビルの捜査について知りたいのか?」と尋ねます。「あれは悪い子だ。なぜ。その名で呼ばれるようになったのか教えてくれ」

「始まりは刑事たちの悪い冗談です。『やつは女を剥ぐのが好き』と言う冗談です」

「なぜ彼は犠牲者の皮膚を剥ぐと思う?クラリス捜査官、鋭い洞察力で私を魅了しろ」

「犯人は皮を剥ぐと興奮する。連続殺人の勲章が欲しいのです」と、クラリスは答えます。ハンニバルは何も教えません。彼女が渡したFBIからのバッファロウ・ビルについての質問表を読み、あまりのレベルの低さを軽蔑します。逆にクラリスがどのような場所でどのように育ち、どうしてFBIを目指したかを言い当てます。

 クラリスはそんなレクターに対抗します。

「すべてお見通しですか?自分に向けてみたらいかがですか?その鋭い洞察力をです。自分を見つめ直し分析したことを書けばいいのにと思います。それとも、それは怖くてできないのでしょうか?」

「昔、分析に来た調査員の肝臓を食べた。付け合わせのソラマメと赤ワインでね」と赤ワインをすする音を立てた後で言います。「学校へ戻れ、お嬢ちゃん。急いで帰れ、逃げうせろ」

 彼女はレクターの部屋から出口へ向かって去ります。他の囚人が激しく叫び、興奮し始めます。その他の囚人の彼女に対する無礼さを呪うレクターは、もう一度彼女を呼び戻し、バッファロウ・ビルを探し当てるヒントを彼女に伝えます。

 

ブログ掲載作品放送予定(放送日時、チャンネル名は必ずご自分でお確かめ下さい)
  放映日 曜日 開始時間 映画タイトル 放映チャンネル ブログ掲載日
1月29日 7:40 ゴジラ(1954年) NECO 22.5.11
1月29日 15:45 ケイコ 目を澄ませて WOWOWプライム 24.1.26
1月30日 21:00 ブレイブワン WOWOWプラス 20.12.8
1月30日 14:15 ボヘミアン・ラプソデイ ザ・シネマ 24.1.18
1月30日 10:30 空飛ぶタイヤ WOWOWシネマ 22.9.3
1月31日 6:35 古幡任三郎ファイナル・ラストダンス 日本映画 24.1.4
1月31日 13:40 羊たちの沈黙 東京12チャンネル 23.7.27
2月3日 21:00 七人の侍 NHKBS 20.12.27
2月5日 13:00 「雨あがる」 NHKBS 22.5.27
2月6日 13:00 蜘蛛巣城 NHKBS 20.11.21
2月7日 13:40 プレデター 東京12チャンネル 21.2.13
2月7日 18:40 八甲田山 BS12 21.3.25
2月8日 13:00 「アラバマ物語」 NHKBS 23.6.16
2月13日 13:00 「シャレード」 NHKBS 23.3.27
2月15日 13:00  「オズランド 笑顔の魔法おしえます」  NHKBS 23.6.26
2月19日 13:00 「次郎物語」 NHKBS 23.2.27
2月20日 13:00 「サイコ」 NHKBS 23.6.5
2月21日 13:40 「ペイバック」 東京12チャンネル 22.11.27
2月22日 13:40 「博士の愛した数式」 東京12チャンネル 21.11.10
2月26日 13:40 「フューリー」 東京12チャンネル 21.9.7
2月27日 13:40 「依頼人」 東京12チャンネル 21.7.11
2月28日 13:40 エイリアン 東京12チャンネル 23.11.1