今更ながらですが、どうしても納得が行かず、なぜこれらの薬を出したのか、当時の医師に説明を求めました。

今までとは違い、1時間弱でしょうか、じっくり持論を聞きました。

これらの薬、子供に対してもごくごく普通だそうです。

私には、いまだに理解に苦しみます。。。

これが、都立病院の副院長が出した処方で、30年も飲み続ける羽目になってしまいました。

小学生5年生の頃、症状が慢性化してしまいました。

私としては日常生活に支障が出るまでになってしまいました。

 

某大学病院に外来診療で2週間に一度の割合で通っておりました。

処方された粉薬を飲むも、症状は一向に治りません。

 

 

その時受けたのは、脳波検査、血液検査、心理検査などでした。

その中で、困っている症状に対してのアプローチは何も無かったのです。

私としては、何が原因でえづいているのか、嘔吐反射が起きてしまうのか。これを解決したかったのです。

親にも伝わらず、医師にも伝わらず、本当に参りました。

なんせ親は、聞こうともしませんでしたから。

結局、検査などでは異常が無かったのです。

 

精神的な面での心当たりとして、当時給食の完全完食でした。

私は食べきれずにいたら、完食するまで帰れないと言われ、日が暮れるまで教室の片隅で、給食を食べていました。

そこから給食が嫌になり、学校へ行くのも嫌になりました。

 

この給食の完全完食に指導、私は間違いだと感じます。

好き嫌いや偏食は良くもありませんが、食べる量も個人差がありますし、その時の体調にも食べる量は変化します。

本来楽しいはずの給食が、凄い心の負担になりました。

 

これらの症状は何が原因なのか? 不明のまま投薬は続きました。

薬を飲めば治ると思ってた自分もありました。

きっと、薬物療法で進めようとしていたのでしょうね。

 

先日、主治医の診察の際、「昭和の時代と今の時代、精神科の薬物療法は変わっていますか?」

と問いかけて見ました。

「今の時代の方が精神科の薬が出しやすくなり、他の科でも処方されるから酷いかな」と。

でも、「子供、特に小学生や中学生には向精神薬は処方しないかな」との回答でした。

 

私は小学生3年生の夏に、登校途中の急に「えづき」の症状が出せたのです。

その時は何事もなく、普通に家の玄関を出て5分くらい経ってからです。

自分でも訳が分かりませんでした。

そして、家に慌てて引き返しました。

慌てて驚いた親は、行き着けの小児科へ行き、当時の診断は「夏バテ」でした。

2日、3日でしょうか、休養したのち、症状は一旦落ち着きました。

その際、口の中を潤しておくと楽なのに気がつきました。

水を含んだり、飴を舐めていたり。

 

しばらくはビクビクしながら過ごしましたが、症状は落ち着いていました。

 

再び出現したのは、小学生5年生の頃でした。

もう、この時は酷かったです。

常にえづいていました。苦しかったです。いわゆる「嘔吐反射」が常に出ている状態です。

 

飴玉などを常に口にする子供を、異常だと思ったのでしょうね。

小学生の自分には、今の状態がどうなっているのかを、上手く説明はできませんでした。

家族や周りは、それらの物を取り上げて止めさせようと必死でした。

しかし、今考えると、そのえづきが何が原因で起きているのか、病的な診察はなかったのです。

都内の某大学病院へ行き、そこで粉状の薬を朝晩処方されたのが、向精神薬を飲む入り口でした。

 

当時のカルテでは、「強迫神経症」との診断でした。