遊べる本屋 通称「ビレバン」 でついつい買っちゃた本

ポップにやられました



「今回は、ただ一行で泣きました

 それがどこのシーンかは・・・・読んだ人には絶対わかる」




天使の骨 (集英社文庫)/中山 可穂


芝居がどんなに人を夢中にさせるか

そして、どんなに強い毒を持っているのか


この本を読んで、演劇部だったワタシは久々にそのことを思い出した




ミチルが「死」を考えるたびに、一人ずつ増えていくボロボロの天使

30人を超えた天使がアクロポリスの丘で嗚咽する場面は、想像するだけでも恐ろしい



ページを途中めくるのが苦しくなった



自分の台詞だけでなく、魂の欠片が入ってしまった、1冊丸ごと覚えこんだ台本

ブザーがなり、緞帳がゆっくり上がって行く間の、押しつぶされそうな緊張感

スポットライトが当たった瞬間に、消える客席とワタシ自身

他の人生を生きる事が出来る短い時間


思い出すたびに、「懐かしい」じゃ済まされないほど、胸が熱くなり泣きそうになる

ワタシは芝居に恋をしていた

それも熱烈な片思い



劇団と戦友を失い、演劇を捨てたミチル

舞台の上で生きてきた人が、舞台を降りる

どんなに虚しいことであろう

どんなに苦しいことであろう

本当のギッリギリのところを走っている彼女の気持ちが、痛すぎる



忘れたい 忘れられない 愛おしい  (ジョゼと虎と魚たち)



この本には、前編となる小説があるらしい

それも気になるけれど、再び舞台に立つミチルのこれからを見てみたいな



「泣ける一行」は解ったかって?


あそこかなぁ??

何回か泣けるシーンがありましたザ あせる

正解教えて~






明日は、久しぶりの演劇に行ってきます

今から、ドキがムネムネ ハート

楽しみ~♪