PTA会長の磯崎です。

 

7月23日(火)・24(水)に幕張メッセ開催された「第70回関東地区高等学校PTA連合会大会千葉大会」に緑川PTA副会長と関根PTA副会長、本校渉外部の黒澤先生と参加してきました。

 

関東高P連は、その名の通り、関東の東京を除く6県(埼玉、群馬、茨城、山梨、神奈川、栃木、千葉)が属する団体です。

大会は、各県が輪番で担当し、今年度は千葉県、来年度は埼玉県となっています。

 

大会は1日目が全大会、2日目が分科会というスケジュールで行われました。

全大会は、千葉県立幕張総合高等学校シンフォニックオーケストラ部の演奏とNPO法人 柏おやじダンサーズによる演技のアトラクションから始まり、開会式を経て、記念公演がありました。

記念講演は、一般社団法人スクールポリス理事の佐々木成三氏による「高校生の問題」という演題でした。

情報が溢れる現代において大事なことは自分で事実を確認することであるということや、SNSやメールなどの文字によるコミュニケーションでは言葉のすれ違いによる誤解が生じやすく、それが原因でいじめや犯罪(加害・被害)に遭っているということを聴講者全体が参加するような実例を元に説明され、理解を深めました。

 

その後、大会に参加している茨城県内高校が集まり、教育情報交換会が開催され県内高校のPTAや先生方と情報を交換することが出来ました。

 

2日目の分科会は、5つの分科会がある中で我々は第1分科会(学校教育とPTA)に参加しました。

山梨県立身延高等学校の「地域とともに歩むPTA活動」という提案と栃木県立那須拓陽高等学校の「今、私たちができること」という提案があり、その提案に対し、千葉県教育庁教育振興部生涯学習課社会教育主事の藤平健太氏が助言を行うという内容でした。

 

感想としては、高校においてはPTAの情報を周知させることが難しく保護者からの協力が得らえれにくいことや高校からのお便りも保護者に届きにくいこと、支部(本校には存在しないが保護者を知育別に分けた小集団)毎の活動は一時的には盛り上がるものの各年代において温度差が生じ長続きしないことなど、一部本校にも当てはまるような問題を抱えており、様々な施策を講じているようでしたが完璧な効果は得られていないようでした。

また広報活動においても紙面もさることながら、広く情報を発信しようとネットを通じて発信しようとすると個人情報(顔や名前など)の保護に手間を取られ難しいということが述べられました。

 

今回の大会に参加して、他校と同じ活動は出来ないが参考になることは多く、今後の活動に活かしていきたいと感じました。