~2月○日~
GERO
「戦国乙女の新台が入ったらしいからパチ屋に来たやで~」
GERO
「でもすでに昼過ぎやし、流石に空いとらんやろなぁ」
GERO
「…お!小冊子置いてるやんけ!打つ前にこれで予習しといたろ!」
GERO
「…………ゴルフ?」
新台「パチスロ乙女マスターズ~空を翔る白き軌跡~」を打ってきました。
以下、簡単な感想。(普通に空いてた)
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という訳で、今回の戦国乙女の新台はゴルフ。ゴルフパチスロである。
銀河に行ったり、アイドルになったりされると「ちゃんと戦国で作れや」と思ってしまうものだが、
「次はゴルフです」と言われると「わかった、もういい」という感想しか出てこない。
とりあえず乙女と付ければ何でもいい、「酢飯の上に乗ってればぜんぶ寿司」の精神である。
しかし平和もヤケクソになっているのではない。他のスポーツならともかく、今回はゴルフ。
「戦国乙女」と「ゴルフ」、親和性がないとは言い切れないのである。
「乙女マスターズ」のゲーム性は、ボーナス+RTです。
ボーナス中の抽選、もしくは128ゲーム周期
で訪れるCZ中の押し順正解で、RT「乙女タイム」に突入。
そのループで出玉を伸ばす、まぁぶっちゃけツインエンジェルです。
通常時は階段を駆け上がったり、ポルタリングしたり……あれ?ゴルフ全然関係なくね?という内容ですが、そこは乙女シリーズ。やはり本番はボーナスを引いてからなのです。
本機のビッグボーナスは高確率でレア役が成立し、押し順ベルの一部がレアベルに変換される変則的なボーナスになっており、そのレア役でRTのストックを抽選。
立ちはだかる巨大な化け物をゴルフボールでブッ飛ばせば、RTゲットです。
いや~なるほど!俄然ゴルフっぽくなってきましたね!
……え?こんなのゴルフじゃないって?
あ~……確かにゴルフってそんなに気軽に出来るものでもないんで、初めての人は面食らうかも知れないですね。
でも本場のゴルフはこんなもんですよ。
私もそこまで詳しくないんで説明するのは難しいんですけど…あ~誰か、専門家でもいればよかったんですが。
ほら、この参考文献にも書いてますよ。出版社はどこだったかな。
えーと…なになに……民…明…書房?
ザッ
な!?
お、お前は……!?
カップイン!!
纏欬狙振弾(てんがいそしんだん)
棍法術最強の流派として名高い辵家流に伝わる最大奥義。
この技の創始者 宗家二代 呉 竜府(ご りゅうふ)は 正確無比の打球で敵をことごとく倒したという。
この現代でいうゴルフスイングに酷似した打撃法は運動力学的観点からいっても球の飛距離・威力・正確さを得る為に最も効果的であることが証明されている。
ちなみにゴルフは英国発祥というのが定説であったが最近では前出の創始者 呉 竜府(ご りゅうふ)の名前でもわかるとおり中国がその起源であるという説が支配的である。
―民明書房刊『スポーツ起源異聞』より―
いや~ご理解いただけたでしょうか?
つまり今回の「乙女マスターズ」は戦国乙女と中国拳法のコラボレーションだったんですね。
銀河に行ったり、アイドルになったりしたことを考えると、何と地に足ついたコラボだと言えるでしょう。
平和はゴルフ事業も展開しており、その平和が作ったゴルフパチスロがこの演出……とくれば、やはり中国拳法がゴルフの起源だという説はますます支配的だと言えるでしょうね。
まぁそんな戯れ言は置いといて、とりあえず初当たりのビッグからRT「乙女タイム」ゲットです。
乙女タイムは純増0.2枚、保証20ゲームのRTになっており、保証後は転落目(一枚役溢し目?)停止でCZに移行。
押し順リプレイ正解でRTに復帰…と、このループでボーナスを絡めながら出玉を増やすという訳ですね。
RT中は一応レア役でストック抽選、毎ゲーム減算される右下の残りヤードが0になった際の(申し訳程度のゴルフ要素)ストック抽選もありますが、現状維持程度のRTなのでいかにボーナスを引きまくれるかだけだと思います。
で、私の台はすぐにポコポコとボーナスが引けて、そこそこ出玉を伸ばす。
しかしRTのストックってすぐに尽きそうだな~と思っていたビッグ中に事件発生。
ワンワン!?ワンワンじゃないか!?
そう皆さんご存知、私は完全に名前を忘れましたが、パチスロ戦国乙女でお馴染みのこの犬畜生をビッグ中に倒せれば、RT大量ストック!?のチャンスらしいです。
ここは勝負所……!!
う……このプレッシャー………
緊張で手が震える……。
ザッ
虎丸
「ど、どうするつもりなんじゃー月光は!?あ、相手は三つ首の化け物なんだぞーっ!!」
富樫
「い、いくら月光の打球が強烈でも一発で倒すのは不可能じゃーっ!!」
辵家棍法術秘奥義!
富樫・虎丸
「や、やったーーっ!!!」
と、いう訳で(どういう訳で?)ワンワン撃破。RT大量ストックゲットです。
伸ばすんですが…伸ばすんですが……
この台、何が熱い演出なのかサッパリ分かりません。
というかひとまずこの役構成とリール配列をご覧下さい。
白揃いが一番偉いボーナス、その他が全部赤7頭のボーナスになってますよね?
要するにボーナス成立時の大半は赤7頭だということです。
で、リール配列を見るとですね。左リール、チェリー付きバーの5コマ上に赤7が居ます。
これはどういうことか?
つまりボーナス成立時にバーを普通に中段に目押していると、バカみたいに赤7がズルズル滑ってくるということです。
この配慮のないリール配列によりほとんどの演出が茶番ゲリオンと化し、ただでさえ盛り上がらないRTに圧倒的作業感を。
当たり外れがすぐ分かるくせに、萌えカットインとかでもバシバシ外れるので、途中から無心で回してました。(というか初打ちの時点ですでに男塾のことばかり考えてました)
もうちょっと演出にメリハリを効かせて、「これは熱い!」と思える演出があればいいのですが……。
む…?
富樫・虎丸
「な、なにーー!!?」
(つづく)
※男塾の画像が多過ぎて文字数オーバーだと言われたので次回に続きます。(なんのブログやねんコレ)