日向土(細粒)の効果 | 種から育てるスリット鉢栽培

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スリット鉢10号を買ったはいいものの、鉢が大きすぎて赤玉土を入れると鉢下の方が粘土状になると思い、潰れない日向土(細粒)を買ってみました。
 
日向土は、ひゅうが軽石・ぼら土とも呼ばれています。
 
 
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日向土は九州の宮崎県の土で、土といっても軽石で出来ています。
 
軽石といってもパーライトのように風で飛んだり水遣りをすると浮いてくるといった心配は無いです。
 
日向土は通気性・排水性がよく多孔質なので雑菌の繁殖を抑え根腐れの予防効果があります。
 
保水性は赤玉土に比べると劣ります。
 
 
 
永田農法のプランター栽培では日向土を100%(他の土をまぜない)使って野菜を育てるのが有名です。
 
確かに栄養の無い赤玉土100%(通気性・排水性バツグン)で花を育てた時は驚くほど生長が良かったです。
 
ただ日向土を100%使用だと夏は日向土の乾きが早く水遣りが大変だと思うので私は、樹木の場合は(日向土5 : 微塵取りをした土5)の割合で、野菜の場合は(日向土5 : 微塵取りをした土3 : バーク肥料2)の割合で育てようと思います。
 
梅雨時期は根腐れの心配があまりいらないと思います。
 
 
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鹿沼土みたいに色白でキレイです。
 
日向土は九州の宮崎県の土なので運搬料の関係で東日本では取り扱っているお店がほとんど無いという噂がありますが本当かどうか?
  
日向土の小粒は赤玉土の中粒ぐらいの大きさだったのでちょっと大きすぎるので日向土は細粒がいいです。
 
日向土は赤玉土の2倍の値段がしますが、水にぬらして触ってもカチカチなので赤玉土ゴールデン粒状培養土のように触って崩れる事が無いので微塵の心配がいらないのでイニシャルコストは高いもののランニングコストがかからないのでかなり良いと思います。
 
 
日向土は通気性・排水性がすごく良い感じです。
 
ヨトウムシやコガネムシの幼虫の被害にはまだあった事がないのですが、日向土は触った感じがガサガサしているので土の中の害虫はガサガサした肌触りが嫌いみたいなので害虫予防にもなるかもしれません。
 
この日向土を使って植物がどう育つか効果が楽しみです。
 
 
 
追記
日向土は想像以上に排水性が良い為、日向土と微塵取りした土のブレンドではすぐに土が乾くので微塵を戻してベース土の配分を(日向土9 : バーク肥料4 : 微塵5 : 微塵取りした土6)と竹炭少々にしました。