今更僕が力説するまでも無く、

カレーは日本の国民食である。

 

専門店以外の外食店でも、

その店(ジャンル)の特色が出た

カレーを食べることが出来、

 

一見ミスマッチに感じる

日本料理の店でも、

裏メニュー的な扱いで

供される店も多いし、

 

蕎麦屋のカレー丼なんてのは、

堂々とした表メニューとして

市民権を得ている。

 

-------------------------

名古屋に住んでいた頃、

夜は1人最低でも1万円以上はする、

古民家を改装した

”超”の付く高級しゃぶしゃぶ店で、

 

曜日限定ではあるものの、

ランチタイムにカレーを出しており、

サラダ付きで700円程度だったと思う。

 

具は、牛肉とタマネギだけという、

極めてシンプルではあるもの、

和食職人が粋を尽くしたルーは、

それはそれは絶品であった。

(しかも大盛り無料)

 

今から思えば、

A5ランクの切り落とし肉を

贅沢に使ってたんだろう。

そりゃ、美味しいはずだ。

 

牛丼も絶品だったなあ~

 

が、数年前、久しぶりに訪れたら

周辺一帯に、再開発の波が打ち寄せ、

店があったと思われる場所は、

高層ビルへと変貌していた。

 

人生の中で、あれだけ美味しいカレー

もう出逢うことがないかもしれない。

 

そして、

「偉くなってお金持ちになったら、

ここのしゃぶしゃぶを、腹一杯食べよう」

という夢も、敵わぬまま潰えてしまった。

 

-----------------------

さて、中華料理の店で供されるカレーは、

一般的には、市販の固形ルゥを

中華ベースのスープで溶いたものであり、

 

カレーソースを口の中に放り込むと

”ああ、やっぱりここは中華の店だな”と

感じる事が多いのだが、

 

この店のカレーは、

中華という枠を超え、至極本格的である。

 

西大寺にある、中華料理みんみん

 

人気店ゆえ、昼過ぎになると満席になること必至だ。

 

 

本日のおすすめ定食、ここにカレーが。

 

 

ラーメンかサラダから選べるようだ。

 

 

もちろん?ラーメンにした。

唐揚げも付きます。

 

 

ここのラーメンは、醤油ベースのあっさりしたスープが特徴。

スープ代わりにいける。

 

ハーフサイズとはいいながらも、結構量があります。

 

 

オムカレーは、

ご飯の上に、トロトロのオムレツが載り、

たっぷりとカレーソースが掛けられる。

 

牛肉がゴロゴロと入っている、

スパイスの風味が強い、欧風のカレーソース

ここが中華料理の店であることを忘れてしまいそうだ。

 

家から近ければ、毎週通ってしまうかもしれない。

 

完食、ごちそうさまでした。