酒は飲んでも飲まれるな
という、昔からの格言がある。
僕が大人になった時、父親に言われたのが、
・宴会での酒には注意しろ
・借金の保証人になるな
の2つであった。
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父はアルコールを基本的に受け付けない人なので、
自らの体験ではなく、
おそらくそのような現場に居合わせたのだろう。
保証人については、
ウチのご先祖様が偉い目にあったらしい。
ハタチの頃を中心に、
記憶が無くなるまで痛飲したことは、
これまで片手で数えるほどあるけれど、
ありがたいことに、他人に迷惑を掛けた事は無い
(はずだ、多分)
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今回の例の騒動は、メディアが
酒が全ての原因である
という方向に、
半ば強引に持っていこうと
しているように、僕は感じる。
昨今の世の中において、
西洋的な”善”と”悪”の二元論に基づき、
ひとたび”悪”のレッテルを貼ると、
その”悪”を徹底的に、そして完膚なきまで叩く事が
常日頃繰り返されるようになった。
ネット時代になって、その勢いが
加速度的に上昇したと実感する。
そう、今回の対象は”酒”である。
でも、それは絶対的におかしいと思う。
確かに、その行為に及んだ際、
相当な量のアルコールが入っていたのは
事実なんだろう。
でも、”酒”を悪と決めつけるのであれば、
例えば、巷に溢れる、
アルコール類のCMはどうなるのだ。
僕は丁度、風邪による禁酒中であり、
夜になり、おびただしい量の
(お酒関係の)コマーシャルが流れるのを見るたびに
ああ、早く健康な状態に戻りたい(ノ_・。)
と、切実に願っているのであるが、
もしもお酒が絶対的に悪なのであれば、
CM含め、世の中から存在を消さなければならない。
くどいようだが、酒は絶対的な”悪”ではない。
二元論的な見方をしてしまうと、
人間は本質的な所を見間違う。