酒は飲んでも飲まれるな 

 

という、昔からの格言がある。

 

僕が大人になった時、父親に言われたのが、

 

・宴会での酒には注意しろ

・借金の保証人になるな

 

の2つであった。

 

------------------------------------------

父はアルコールを基本的に受け付けない人なので、

自らの体験ではなく、

おそらくそのような現場に居合わせたのだろう。

 

保証人については、

ウチのご先祖様が偉い目にあったらしい。

 

ハタチの頃を中心に、

記憶が無くなるまで痛飲したことは、

これまで片手で数えるほどあるけれど、

ありがたいことに、他人に迷惑を掛けた事は無い

(はずだ、多分)

 

-----------------------------------------

今回の例の騒動は、メディアが

 

酒が全ての原因である

 

という方向に、

半ば強引に持っていこうと

しているように、僕は感じる。

 

昨今の世の中において、

西洋的な”善”と”悪”の二元論に基づき、

ひとたび”悪”のレッテルを貼ると、

 

その”悪”を徹底的に、そして完膚なきまで叩く事が

常日頃繰り返されるようになった。

 

ネット時代になって、その勢いが

加速度的に上昇したと実感する。

そう、今回の対象は”酒”である。

 

でも、それは絶対的におかしいと思う。

 

確かに、その行為に及んだ際、

相当な量のアルコールが入っていたのは

事実なんだろう。

 

でも、”酒”を悪と決めつけるのであれば、

例えば、巷に溢れる、

アルコール類のCMはどうなるのだ。

 

僕は丁度、風邪による禁酒中であり、

夜になり、おびただしい量の

(お酒関係の)コマーシャルが流れるのを見るたびに

 

ああ、早く健康な状態に戻りたい(ノ_・。)

 

と、切実に願っているのであるが、

もしもお酒が絶対的に悪なのであれば、

CM含め、世の中から存在を消さなければならない。

 

くどいようだが、酒は絶対的な”悪”ではない。

 

二元論的な見方をしてしまうと、

人間は本質的な所を見間違う。