初回、したためたようにその昔ブログに記載した、悪魔の消去にも耐えて書き残した記事を載せようと思った次第でありんす。まま、いくつか残っておりますのでおいおい少しずつ掲載します。
ただし、昔書いたそのままを載せるつもりですので変な文章やら表現やらになっていたとしても生暖かく華麗にスルーしていただける心優しき方を望む。
以下、過去文より
巨乳と洗濯紐
18歳当時、当方と懇意にあった相方に連れて行かれたバイクショップ。もともとバイクが好きだったので相方を放置、勝手に入り浸りなし崩し的にそこへ就職した。だらだらと部活終わりの中学生のようなどうしようもない会話をしていたのだが、私はモテていた。そう、モテていたのである。もてたなぁ・・・(遠い目)
バイクショップという狭い狭い視野の中で常連は頭が可笑しくなっていたのであろう。雑踏の中に光るハーレーより近くのナットをチョイスするというなんとも安易な考え。しかしながら当時の自分にバロンドールをあげたい。万歳、過去の栄光。今の私に再来あれ。
そんなナットはボルトに成長しようと日々接客をこなしていたそんな或る日、1組のカップルが入り口ドア付近でうろうろしている。手を、繋ぎながら。小さく舌打ちしちゃうでしょうが。
向こうはどうやら私に話しかけてもらいたそうな素振りを見せていたのだが、素振りだけなので無視した。もし、声を掛けて欲しそうだからと気を利かせて私が声を掛けたら、声を掛けたことに対して向こうが憤慨し、声を掛けたことへの後悔の念を持ったまま殺されてしまうのではないか?そう考えると恐ろしくなって、入り口にバイクバッテリーを設置し導火線で火をつけて入り口共々あのカップルを吹き飛ばしてしまいたい気持ちが満ち満ちと溢れてきた。
そんな闇の心を秘めていても、バイクを売らねば日々の生活に支障が出る。そう考え直した私はとても真面目で、カップルが私に声を掛けてくれるまで待つことに。結局待ったのである。
よし、と小さく声を出したカップル片割れ男性は色白眼鏡男子。私に近づくなり通学用バイクが欲しい、二人とも探しているのだ、と。彼女は小柄でかわいらしい顔をしていた。いそいそと男性の後ろを付いてくる姿がまた、かわいらしい。
話をよくよく聞くとこの店の近くにある大学へ通い教師になるつもりで、教師の免許をとった後地元へ帰り教師になるのだという。二人は幼馴染であったが胸が膨らむ時分より付き合い始め、卒業後何年かしたら結婚をしたいと眼鏡男子が饒舌に語る後ろで彼女はただ頷いていた。巨乳だった。
なんだそんな状況にいるのかと恨みを軽く覚えつつ、二人にとってベストチョイスなバイクを提案し快諾。お買い上げありがとうございます。
その後二人はバイクショップの常連と化し日に日に私やその周りの常連とも仲良くなった。店を閉めた後飲みに行ったりゲーセンへ遊びに行ったりと親睦を深めていく。
そんな或る日なにやら常連たちが色めき立っているのである。どうしたものだと尋ねた所、一番古い常連、当時35歳くらいであっただろうか。私に話を持ちかけた。
常連 「あのな、聞いてくれ。こないだ○○ちゃんが彼氏と都合が合わなくて、家に帰るにもバイクの調子がどうもおかしい。お願いだから自宅まで送ってくれないかといってきたんだ。」
私 「なにいつものことじゃないですか。そんなのよくある話で。それがどうかしたのですか?」
常連 「な、俺もそう思ってはいはいと快諾したんだよ。んで自宅まで車で送って、ほいじゃあまたなと帰ろうとしたんだ。そしたらなお礼に自宅へ上がってください。お茶でも出しますというから一度断ったんだ。でも何度も言うから、じゃあ頂こうかと上がろうとしたら・・・」
私は聞き入りすぎて前のめりに倒れそうになったのだが常連は口早に話を続けた。
常連 「○○ちゃんが急に抱きついて泣くんだよ。帰らないでって。彼氏と何かあったのかと訊ねたら、そういうわけじゃない、そうじゃないけど悩みがあるのこれを見てと言ったんだ。」
○○ちゃんはするすると、玄関口で服を脱ぎ始め下着もとうとうはだけて胸やら尻やら露にした。胸の下上、腰周り尻とありとあらゆるところに、緊縛された痕がくっきりと赤々と時には紫色にと付いていたという。
今度は仰天して後ろにつんのめった。
私「・・・で、どういう流れになったの」
興味本位と半ば興奮を覚えながら続く話に聞き入った。
常連 「いや、俺も仰天してな、なんだなんだどうした、こんなことされるのかこんなことされるのがいやなのか?と聞いたわけだ。そしたらイヤ、違うのというんだよ。俺もうさっぱりわからなくてな。」
私「こちらはもっと解らんが。彼女はあなたに興味をもったのではないのかい?」
常連 「いや、そうでもない様子なんだ。俺もこの年だしこんなこと急にされてもうただただびっくりでな。方や紐痕付いた素っ裸、方やビクついてる中年なわけだ。」
私 「ほう、それでどうなった」
常連 「聞くに彼女は、彼氏にこんなことされているの。縛るのは洗濯紐なの。でもそれだけじゃ物足らないの。お願い□□(常連)さん、してくれないかしら。 といってきた。」
私「ほう!!!」
常連 「○○ちゃん、落ち着け。俺は結婚してるし彼女もいる。お前は彼氏がいるだろう。こんなことしちゃあいけないよといって服を差し出して着せて帰ってきたんだ。お前、今後の付き合い方注意したほうがいいぞ」
なんとも衝撃の告白である。前歯の抜けたちょっぴり残念な顔面をした彼の紳士的な行動とちいさなカミングアウトにもまた驚きつつ実はやっちゃったんじゃないの?なんて言葉をかけれぬままただ呆然としていた。あの娘がそんなことを・・・。眼鏡男子はSなのか・・・。なんとももやもやしていた。
つってもどう注意するんだ残念顔面。
私に性欲爆発的な勢いがあったならば、服を脱がれた時点で押し倒していること請け合い。
よく我慢できたなという尊敬の念とともに拍手喝采である。が、本当にやっておらんのかしらん。疑念。
しばらく沈黙した後、今後を担う若い2人の将来を考えこの話は封印しようということとなった。
数日後、仲睦まじく現れた1組のカップルは眼鏡男子と巨乳。何食わぬ顔でいつも通りに常連風情であった。
店の隣には一軒の民家がある。そこにはたんと干された洗濯物が太陽の光を一身に受けそよそよとたなびき、いつもよりきらきらと輝いて見えたのは気のせいなのだろうか。
私は、心の中で巨乳万歳と涙ながらに叫んだ。
全て、実話である。