皆さま、ご無沙汰していますきぼうです。

お変わりありませんでしたか?

 

更新が滞りまして、ご心配お掛けしました。

そしてお気遣い下さいました方々にも

改めて感謝をお捧げ致します。

 

 

「帰国!?先、越されたっ!」

 

これが映像の安田氏を拝見して私の口から

付いて出て来た正直な一言です。

 

祖国の皆さまはもとより、世界各国の

在留邦人の方々でこんなリアクションした方

他にはいらっしゃらないのでは?

 

その後自分の呟きが滑稽過ぎて

しばらく苦笑してしまいました。

 

 

ジャーナリストの安田純平氏について、

現地自警団やイラク軍他武装勢力に

拘束解放されながらも

 

渡航を繰り返し五度目の拘束に

自己責任論が飛び交って

いるようですが、

 

まず、

安田氏はイスラム教徒に改宗されたのでしたら、

 

イスラム教徒(ムスリム)として、

人生を全うしていただきたいです。

 

ムスリムとは「神(アッラー)に帰依した人、

服従した人」という意味です。

 

日本国籍を返上された後、イスラム教の国を

ついの棲家とされればよいと思います。

 

そうしてそこからご自分のお仕事振りを世界に

発信していただきたいです。

 

 (ミステリアスなムスリム女性、画像お借りしています)

 

 

私自身学生の頃、米国で初めて触れた

イスラム教ですが、

かの教えには学ぶ部分も多いです。

イスラム教徒と日本社会の問題点

(過去記事はこちらです。)

 

 

2050年以降では、キリスト教を抜いて、

イスラム教が世界最大の宗教になると

言われています。

 

宗教的な教義というよりも

ライフスタイルそのものなので、

ごく普通の生活を送るムスリムには

快適なのでしょう、

 

過去外地にてご縁があり、出会った彼らの

大部分が真面目で平和を愛する

優しい人々でした。

 

断食、礼拝、戒律、巡礼、一切を神にゆだね、

一途、純粋で動じない信仰観であるとも言えます。

 

しかし、ちょっとでも教義に逸脱すると

同胞であっても殺害するのに何の躊躇も

ない点も、注意しておかなければなりません。


 

皆さま、イスラム教は

原則二度と「改宗出来ない」教えということを

ご存知ですか?

 

イスラム法では、棄教者は死刑です。

(ただし女性は終身禁錮に処するべきという

意見が主流)

 

欧米諸国にもすでにたくさんのイスラム教徒が

イスラムの教えに従いながら住んでおられますが、

 

わが国にもすでに10万人もいらっしゃいます。

 

                             (画像お借りしています)

 

東京にはモスリム家庭の子供たちの為、

幼稚園はもとより、小学校も開設されたそうです。

 

 

我が国で暮らすムスリムの方々が恐れている事

それは、彼らが好戦的であるとの誤解を受けて、

欧米のように日本でも迫害されるのではないかと

いう事です。

 

彼らは言います。

「今の時代、日本社会のなかに神を見出すことは

難しいです。

 

しかし、日本人の持つ、勤勉、人のために

助け合う、嘘はつかない、おもてなしをする、

こういった『道徳心』は、神でしか教えられない

ものがあると思います。

 

それを日本人は自然に身につけている。

私たちはそんな日本の皆さんを、信じています。」

 

なんだかお褒めに預かったようで、うれしくなり、

 

「そうかあ、じゃあムスリムの方々にもっと親切に

してあげよう!」と皆さま感じませんか、、、?

 

ふふふ、その優しさが日本人を日本人足らしめる

由縁ですョ。

 

(外地ではこうは行きません、

”なぜ、見ず知らずの者に優しくする必要が

あるのか?”となりますから。)

 

 

我が国にも多くの外国人の方々が観光で

伊勢神宮他にいらっしゃるそうですが、

 

イスラム教の方々が日本の神社で、神様に頭を

下げたり柏手(かしわで)を打ったりしておられるのは、

 

日本文化を尊重して、体の一部を動かして

おられるだけなのです。

 

イスラム教の専門知識持つ導師が

「日本滞在ではこれはよし、あれはダメ」という

事を聖典に照らし合われながら

 

あらかじめ規定されていらっしゃいますので

それらに沿っているのです。

 

しかし、本格的に居住するとなると訳が違います。

 

我が国の国柄、伝統、精神文化に イスラム教徒

は合わせることは出来ません。なぜならば聖典に

それらが記されていないからです。

 

 

皆さま。

そんな中、我が国ではイスラム教に

入信される日本人女性が増えている事を

ご存知ですか?(男性もいらっしゃいます)

 

元々中東情勢やイスラム文化に関心を持つ

方々はもとより、

 

欧州、米国、東南アジア旅先、留学時のご縁、

 

出稼ぎ労働、留学などで来日された

イスラム教徒の男性と交際、ご結婚、となっても、

必ず自身も改宗しなければなりません。

 

神道や仏教背景のご家庭にお育ちになられて

「私は無宗教」的な感覚で過ごす事は

 

ムスリムから見れば不思議に映るのです。

 

加えて、ムスリムも含め、伝統宗教を信仰して

いらっしゃる世界中の人々、といった方が

正しいでしょう。

 

(諸外国では、履歴書にも「自分の宗教」を

書き込む欄があるほどですからね、、、)

 

”愛する人の信仰=価値観を理解したい”

 

それはごく自然な事なのですが、、、

 

 

新しく生を受けた赤ちゃんも、生まれた時点で

イスラム教徒です。

 

お宮参りも、お食い初めも、初節句

人形は偶像崇拝にあたるので不可)も、

七五三も無しです。

なぜなら聖典に記されていないから。

 

まず、基本中の基本として我が国の文化、

生活習慣は神道と必ず繋がっておりますし、

 

神道の最高神官は、畏くも歴代天皇陛下で

あらせられる事実、


「(父方のお血筋を辿って行くと必ず

初代神武天皇までたどり着く)

 

万世一系を戴く日本皇室と

私の存在は一心同体なのだ」

 

このバックボーン(精神的支柱)を

私たち日本人一人一人の中に

早く、早く、取り戻さないと我が国の存続にも

関わるのではないかと、私はあせる思いなのです。 

 

 

お話は冒頭の 安田氏に戻らせて頂きますが

彼はその知名度を生かして、

国内外のムスリムコミュニティーで何らかの

ご活動の為にも解放帰国されたのでしょうか?

 

他団体ですが信教の自由を逆手に取り、

政教分離の原則を破って選挙活動、

票まとめをする等、

 

我が国の国益を守らない者たちが、

金提供していたり関連活動に参加するなど、

日本の政治、官庁への乗っ取りを行っていたと

する事例もあります。

 

ならばそれらをどう防ぐ事が出来るでしょうか?

 

2004年11月、安田氏は、「どういう事情であれ、

邦人保護は政府の責務だ」とした一方で

 

フリーのジャーナリストというものは、

紛争地域であっても事態の真相を見極める為に

リスクを負って取材に行くものだとし、

 

「常に

『死』という自己責任を負う覚悟はできている」と

発言しておられました。

 

 

皆さま、ここで、「在留届」についてご紹介

させて下さいね?

 

日本国外務省は、諸外国に3ヶ月以上滞在する

邦人に対してその国々の大使館宛に在留届を

届ける事を呼びかけています。

 

旅券番号や現住所、家族構成、

さらには日本国内への緊急連絡先などを記す

用紙一枚でメールでも郵送でも簡単に送ることが

出来ます。

 

しかし、まさかの緊急事態に備えて、

祖国との安否確認の命綱にもなるであろう

貴重な資料であるにもかかわらず、

 

ここ台湾でも、半数以上の方々が

提出されていないのが実情なのです。

 

国家と自己意識の繋がりの希薄さを

感じてしまいます。

 

 

私たちは日本国民だからこそ、日本国外務省

より、菊の御紋の旅券を発行してもらい、

あらゆる国々を訪問する事が出来ますが

 

それを当たり前と思いがちなのは危険です。

 

ジャーナリスト精神として、

生死が保障されない紛争地域に飛び込みたい

願望も安田氏の中におありだったのでしょうが、

 

結局は自力で帰国を果たせなかったのは

(残念ながら)事実でもありますし、

 

日本政府、外務省は有事の際に

私たちの命を救うことは義務なのだから”

助けてもらって当然、という感覚が

 

住居地が国内外にかかわらず

もし私たちの中に芽生えているのでしたら、

 

いわゆる日本人らしさも時代と共に

こうも変わってしまったのかな

何とも寂しい気がします。

 

 

個人的なことで恐縮ですが、

時に、空を見上げると飛んで帰りたい、

 

そんな日々が、こちらも続いています。

 

状況に振り回されるのではなく落ち着いて、、、

 

”今、私が出来る事は?”

 

そういう時になぜか思い浮かぶのは

 

シベリア抑留、旧ソ連で辛酸を舐められた

皇軍兵の方々、

 

国民党・中国共産党内戦時、台湾金門島を

死守された根本博帝国陸軍中将、

 

インドネシアにて、ビルマ(ミャンマー)にて、、、

引き揚げよりもまず独立派に義勇軍に

を投じられた皇軍兵の方々です。

 

先人に習って、おなごの身ながら

自分の事を、

”台湾方面守備隊”と勝手に呼んでいます。

 

 

ブログ活動で学んだ事も含め、

我が国の真実の立場を

現地の言葉で伝えています。

 

あきらめず帰国までコツコツとやっていくのみ、

お一人でも、お二人にでも、、、

 

先日は

支那中共政府が繰り広げるウイグル族への

生きたままでの臓器狩り、

 

靖国神社になぜ畏くも天皇陛下が

御親拝遊ばされないのか

三木元首相時代のお話を中心に、

 

たどたどしくも、お伝えさせて頂きました。

 

台湾人の立場、支那人の立場、

米国系華僑の立場、、、

途中で誤解が起こったりもします。

 

「嘘やデマカセを撒き散らすな!」と

なじられたりします。

 

自己の外国語能力の至らなさにも

打ちのめされたりもしますが、

 

ただ、まごころと

祈りの心情で目の前の方に臨みます。

 

それだから立場を超えて理解し合えた時が

例え様もなく尊いのです。

 

時間がない、語らずにはいられません。

 

 

「現世(うつしよ)に 

身を置く場所は 

移れども 希望に開く 大和魂」

 

このお歌は、

随分前にある保守派ブログ主様に

一首献上の折の御返歌です。

 

ハンドルネームまで詠み込んで下さいました。

改めて、私の心の支えです。

 

そのお方がご自身で紹介なさっていらっしゃる

作品、

 

偶然にも私も何回拝聴したか数え切れないです。

 

 

昭和39年(1964年)

俵星玄蕃(たわらぼ しげんば)

三波春夫先生の至芸の世界。

 

ただただ、所作の美しさに息をのみ、

朗々たるお声にも圧巻です。

 

当時、日本中のお茶の間がこの作品

に聞き惚れていたのでしょうね、、、?

 

  かかる折しも一人の浪士が雪をけ立てて

  サクッ!クッ!サク、サク、サク、サク、サク

 

 「先生!」
 「おうっ、そば屋かァ~」

 

いや、いや、いや、いや、

襟に書かれた名前こそ

 

まことは杉野の十兵次殿、

わしが教えたあの極意

 

 命惜しむな 名をこそ惜しめ 

 

ジャーナリスト精神、、、

 

安田氏の顛末が世界中に発信されています。

 

ムスリムになられても

誇り高き日本男児でいらっしゃるのですから、

 

この言葉の本来の意味を思い返して

頂きたいと願うばかりです。

 

 

 

 

 

 

追記、

いいね!下さいまして、改めて感動しております。

皆さまのアイコンから、

「元気?」

「ひさしぶり~!」

「だいじょうぶ?」

 

そんなお声が聞こえてきたようで、

泣いてしまいました。

 

私、ひとりじゃないんですよね?!

すごい! お世話になっております!