最初は、この訳の分からない攻撃からとにかく逃げたかった。
ストレスの少ない労働時間帯に変わって、日記も書かないぶん攻撃も減って、ストレスが減ったはずなのに、自由に思考できない自分の状態が分かった。
その上で、2ヶ月ぶりの更新にも即時に反応してきた事で、「常時わたしのページが開きっぱなしにして動向をチェックしている」らしい確信を持ったので、その “常時監視されている” 感覚も苦痛だったんだという事がハッキリした。
これは「依存」だ。
過去にも、心に傷を持った友人や同僚に付き纏われたことがある。
わたしはそういう、心に傷を持った人を惹きつけてしまうところがあるようだ。
初めは普通の知人として、休憩時間や帰り道を共に過ごしている。
そのうち、どこに行こうにもわたしに付いて来ていることに気がつく。
試しに、休憩時間をいつもと違う場所で過ごしてみたり、いつもと違うタイミングで席を立ったりしても、探しだして付いて来る事がわかる。
意地で、休憩のチャイムが鳴ると同時に仕事をほっぽり出して席を立ち、いつもと違うルートでコンビニに行き、また違うルートで戻る、とかいう事を繰り返しているうちに、さすがに相手も “逃げられている” と気がつく。
採用から3ヶ月の試用期間中だった新人さんは、混乱したまま職場を去った。
予備校の友人はまだ「なんで逃げるの?!」と言えるコだった。
それでも、わたしも「あなたがしんどい」とは言えない人なので、たちが悪い。
泣きそうになるのをグッとこらえて飲み込んだら、その感情が裏返って笑い声が口から飛び出した。
おかしな顔で爆笑しながら「ありえない速さで出てきたのに探し当てるとか、おかしくないか?!」とか言っていたら、友人もさすがに理解してくれたようで、それ以降は普通の距離感に戻った。