怒り | 言葉があふれてる

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帰宅途中にウンザリな事が2つもあった。

来しな、慣れないヒールだったからゆっくり目に歩いたら とてもユッタリした気持ちになれたので、帰りもユッタリしよ~♪と思っていた。
お仕事が終わって退出したら、わたし一人の自由な時間だ。
セブンに寄って出ようとしたら「こんばんは!」とスーツの青年に声をかけられた。
ビックリして顔を見ても、お客さんや知り合いではない。
ナンパだな、と無視して行き過ぎようにも「ボク芸人なんです!」「一発芸やるんで!」とか言ってわたしの前を塞ぐ。
それでも無視して進路変更すれば普通はそれで終わるのだけど、なおも付いてくるので「付いて来んといてーや!」と大声を上げてしまった。
気がつけば早足のわたし。
意識してゆっくり歩こうとしても、苛立ちで早足になってしまう。
最悪。

結局、早足のままいつもの乗り場に到着し、タクシーに乗る。
運「雨やみましたねぇ」
ち「えぇ、予報ではこの時間はまだ降ってるようなこと言ってましたもんね」
運「えぇ、良かったですねぇ、放射能の雨ですからねぇ」
はい?!
そういう事、話題にする?
ち「まぁ、もうドコも一緒ですからね」
運「ホントに、福島の影響でねぇ、あきませんわ」
なんだコイツ??
と思っていると、赤信号で胸ポケットから折りたたんだ紙を取り出した。
運「もう、コンナんなってるんですよ、知ってます?」
取り出したA4用紙には、日本周辺海域への放射能汚染の広がりを示していると思われる図が印刷されている。
どこかのサイトのコピーだろう。
それを差し出そうとするので、とっくに知っている素振りをして、かわした。
ち「それ、いつも持ち歩いてるんですか?」
運「いや、さっきモロタとこなんですわ。これで見ると、今年も三陸の魚はアカンやろうなぁ」
ち「あぁ…。海洋汚染キビしそうですよね、ぜんぶ流れ出ちゃってるから…」
運「そうですわ、海に垂れ流したのがアカン、冷却せなアカンからとはいえねぇ」
ち「あ、ソッチの方ですか。わたしは、津波で全部が流れて…」
運「えぇ原発ね、津波はどぅって事ないですわ」
はぁ?!
あきれて何も言う気がなくなって、ケータイをいじることにした。

この運ちゃんは、乗せた客が実は陸前高田や気仙沼の出身だったとしても「津波はどぅって事ない」と言うのだろうか?
そもそも、今頃になって放射能汚染を怖いと思い始めたのか?
震災の直後から放射能汚染のシュミレーションはされていたし、実際の観測結果だってとっくの昔に示されていたはずだ。
それが怖いなら、海外移住すればいい。
この天災と事故で、日本は壊れ、汚れ、弱った。
その国で生きる覚悟を決めた、この一年だったんじゃないの?
誰かを悪者にして被害者ぶれる人はシアワセだね。
被害者ぶってる人には「日本観測史上最大の地震」ですら「対岸の火事」なんだね。
ムシャクシャするけど、わたしまで人を非難するのは よそう。
運ちゃんはわたしの事を知らないし、わたしも運ちゃんの事を知らない。
それぞれの人に、それぞれの思いが有るだろうから。

あーでも、車のナンバー覚えときゃ良かったな。
「接客業として ありえなくないですか?」ってクレーム電話ぐらいできたろうに。
まったく…勘弁してくれよ…