第21代雄略天皇が暗殺された兄の穴穂宮(安泰天皇)の為に建立された九ヶ寺のひとつとされ推古天皇の時代(603年)に仏舎利三粒が納められ(625年)には高麗の僧恵灌が仏法弘通の折りにこの地の豪族の請を受け来住し三論を説光恩寺を開いたとされている真言宗赤岩山地蔵院光恩寺(赤岩不動尊)
山門
仁王像
六地蔵尊
地蔵尊
石仏
爪引き地蔵尊(地蔵板碑)
文永8年(1271年)建立
不動明王像
水盤
本堂
ご本尊:不動明王
本堂天井には金剛・胎蔵竜王天井画が描かれています
庫裡
火災で堂宇を失ったとき館林藩の豪農荒川弥五左衛門弘文宅を慶応2年(1866年)移築
阿弥陀堂
ご本尊:阿弥陀三尊像
堂山焼出しの弥陀といい永享12年(1440年)の結城合戦の折りに三尊自ら燃える阿弥陀堂より難を逃れたと伝わる
鐘楼堂
梵鐘:元禄16年(1703年)に造
水盤
石仏・石碑等
長屋門
利根川対岸の町に生れた日本最初の医師免許を持った女医荻野ぎんさんこと荻野吟子さんの生家の長屋門が移築保存されています
荻野吟子先生像
(1851年ー1913年)
光恩寺境内の堂山古墳などは鎌倉時代に佐貫嗣綱が築いた城跡であり頂上には子孫で館林城を築いた赤井照光の墓がある
山門前には空堀跡も残る
黄葉の時期