またまた素晴らしい本に出会った。
「もうレシピ本はいらない」
干し野菜、糠味噌、古くからある生きる知恵は素晴らしい!
料理というツールを通して、生き方を伝えている本。
おそらく大切にしたいものがとっても近い方なのだろうと思った。
昨年から料理をするようになって気づけたことがたくさん、
ただ頭の中はモヤモヤ、言葉にも文章にもうまくできない
でも、なぜかわからないけど自分の中にかなり!熱い思いがあるのです
それを上手く代弁してくれているようで、深くうんうん頷きながら読んだ
目からウロコな情報もあった
当たり前、、と思い込んでいて見えていなかった世界にも気づかせてもらった
まえがきの一部
ピーマンの種を食べたこと? 一度もないなー
当たり前に100パーセント種を外して調理してた
それが当たり前、当然のことと何の疑問も抱かなかったけど
ピーマンは種付きのまま調理しても美味しいらしい! なすのヘタも美味しいそう!!
なんで気付かなかったんだーーーー
ということがいっぱい書かれてる
レシピ本もたくさんあるし、本買わなくてもネットに情報はゴロゴロ
わからない食材、レシピはすぐに調べられて便利。
それと引き換えに、私たちは大切なものを失ったように思う。
⚫⚫⚫自分の感覚を信じて進むこと、失敗という体験をともなって学ぶこと⚫⚫⚫
これを経験するために生まれたのに、
失敗しないようにと自分の外側にある情報を信じて動く
あるいは
不安という想像の中で行動にうつすことなく多くのことを諦めるようになり、自分の世界が小さなものになっちゃった。
なんか息苦しい、自由になりたい、、
だったら原始人になればいいよね。
わからない食材は、それを初めて手にした原始人みたいになって
匂いを嗅ぎ、舐めて、イメージして調理法、味付けを決めて味見して調理してみたらいい。
情報じゃなくて、直感を信じる。感覚を研ぎ澄ます。
失敗したとしてもそこから学べることは大きいし、感覚として身に染みつくので
その後の経験に活きることは言うまでもないよね。
これは何も、料理に限ったことじゃない。
と、
自分に言い聞かせよう。
こわいことなんてないよ。失敗しても死なないよ。
食べることは生きること
料理から学べることは大きい
あとがきの1部↓
最後に本の一節
『 やってみればわかる。料理なんて簡単だ。でも、簡単だけどやればやるほどその奥深さが見えてくる。食材のありがたさ、季節の恵みにも心が向く。それをきちんと美味しく調理することの難しさもわかってくる。それがわかると、誰かが
料理を作ってくれることのありごたさもわかってくる。そうなれば人が助け合いながら生きていくということの素晴らしさも見えてくる。.
そこまでわかった時に初めて、生きていることの素晴らしさが見えてくる。そして人を助けようという気持ちも自然に湧いてくる。.
それを「自由」と言うんじゃないだろうか。』
玄米、菜食
その辺が好きな人は必読と思います。
Remina