父

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父親は「○(名前漢字一文字)は一度もこけないで自転車乗れるようになったもんなー」と昔よく自慢していた。でもそれは父が後ろをずっと持っていたから。男で末っ子だから、我が儘
だけど、なんだかんだこっちが我が儘しなくても、父はずっとやりたいようにやっていた。

幼いころ(といっても５、６歳か)はよく長野にスキーをしに行った。
往来の途中で車の中で毛布に包まって、ミノムシみたいになって寝たり、サービスエリアでなにか食べたりするのがとても楽しかった。スキーも楽しかったけどそれは置いといて。

ある帰り、熟睡していたので、サービスエリアの駐車場に置いてけぼりにされた。
なんだか腹立たしくて、寂しくて、怒って泣きながら父を探し回った。
父はソフトクリームを食べていた。自分を見かけると、ビニール袋に入ったフランクフルトを取り出し、差し出してきた。良かったと思いながらも、なに知らない所で楽しいことしてんだと思って、フランクフルトをはたいて地面に落とし、父に抱き着いた。結局フランクフルトは無駄にしてしまったけど、父のソフトクリームは全部食べた。

ほかには、プールにいくと、父はかならず若い女の尻を見ながら泳いでたのでそれをセーブする係だった程度かな。

あなたのお父さんとの思い出を教えて？

自転車の練習をした
一緒にキャッチボールやサッカーなどをした
肩車や飛行機をしてもらった
一緒に滑り台やブランコに乗った
毎日お風呂に一緒に入った
その他（自由記入）