3〜4年前の自分は、思い出したくないことが一杯である。
正直、精神的に参っていたし、受け入れたくない現実が山のように押し寄せてきていた。
今思い出しても、○にたくなるほどである。
その時とった行動も、見い出していた希望も、本当に「どうかしていた」。
しかし、その過程がなければ今の私はいない。
問題は特に解決もせず、改善もせず、ただ私の受け入れ方や捉え方が少し変わっただけ。
夢みたいなことは起きないし、奇跡も起こりはしない。
人生とは、過去世の自分の続きを生きるだけである。
やり残したことを片づけ、返しきれなかった恩や負債を返していくだけである。
そこを乗り越えたら、新しい世界が見えるのかもしれない。
そうやって、自分を騙し騙し、生きていけばいい。
本当に喪ってはいけないもの、明け渡してはいけない領域だけ守れればいい。
どうせなら楽しみながら、負の因縁を昇華させていこうじゃないか。
人間なんて、ただの意地汚い生き物なのだから。
闇や病みを野放しにしては、この世を去れません。