でね、何とか受かったのが、地元の私立大学の文学部。
まあ、並みの成績があれば入れるような大学よ。
しかも、文学部だもん。
文学部って、女の子が圧倒的に多いの。
でも、正直、かわいい子、いないんだよね。
学食行って、他学部の女の子たちを見るたびに、
(文学部の女子って…)
って思っちゃう。
10代20代なんて「盛りのついた猿」じゃない?
同じ学部の女子とか狙ってる男子をキモいな、と思いながら生きてたなぁ。
あんまり美味しそうじゃない釣堀の魚を追いかけてる感じね。
そういうの、燃えなくない?
だからね、大学生活は、合コンとバンドとバイトに明け暮れた。
大学の授業って便利よね。
3分の1以上欠席したら単位を落とすのよ。
それってすごいことよね。
だって、逆に言えば3分の1は休んでもいいってことでしょ?
だから、とにかく遊んだわよ。
バイトしてお金貯めて。
バイク乗って車乗って、女の子も取っ替え引っ替え。
とにかく遊んだのよね。
それで、大学3年生になったの。
さあ、そろそろ真面目に就職のことも考えなきゃってなったの。
でも、会社で働いてる自分に全然ピンと来なくてさ。
満員電車に揺られて出勤してさ、同じ業務を繰り返すわけでしょ?
なんか無理だな〜〜って思った。
そんなとき、ふと心に浮かんできたのね。
「学校の先生になっちゃえば?」って。