こんにちは、果那シュンと申します!

 

今回は

髪の毛の影による前後の立体感

 

にフォーカスします!!

 

髪の毛を塗っても

何だかペッたりして平面的・・・

 

でもどうすればよくなるのかわからないよぅ・・・

 

と思ってる方ぜひ見ていってください!!

 

 


このイラストは私が描いた初音ミクです、

 

 

 

描き込みをいったんすべて取り除き

 

赤丸の部分に一つ影を入れてみます

 

 

 

上が線画の右の部分に影が入っており

 

下が線画の左部分に影が入っています。

 

 

髪の前後感が変わった

のが分かるでしょうか

 

 

 

 

1枚目は左側の毛束が上に

 

2枚目は右側の毛束が上に

 

 

 

なりました。

 

 

 

 

 

線画の左右どちらに影を置くかだけで

 

前後の立体感

だいぶ変わります!!

 

 

 

 

毛束一つ一つに言えることで

 

これを考えて影を置いていくとリアリティーが増します!

 

 

次は影色の面積を増やしてみます!

左の毛束と、右の毛束に距離が出たように見えると思います

 

(より左の毛束が浮いているように見えます)

 

 

 

 

 

さらに

 

毛先の方ほど色が薄くなるよう

消してみます

毛先になるにつれてさらに

離れていってるように見えると思います

 

 

 

 

物体から落ちる影は

 

 

 

物体との距離が近いほど濃い

 

物体との距離が遠いほど薄い│ 

 

 

 

ので

 

 

 

より離れた位置にあるものは

落ち影が薄くなっていきます

 

 

影の面積距離による濃さ

前後の立体感は変わります!

 

次にこの影のをいじってみます!

(赤〇部分に注目!)

下の画像は毛先になるにつれて

紫色にしました(てきとうに選んだ色が紫でした)

 

 

 

 

これでこの影の中に

 

色の濃さの変化+色味の変化

ができました

 

 

 

 

こういった色の変化

付加していくことで

 

べタッとした印象を抑えることができます

 

 

 

 

現実の物体というのは

 

近くの物体の反射光などで

単色に見えていたりしても

 

実は複雑な色の重なりで

構成されていたりします。

 

 

 

 

色にはそれぞれイメージがあります

 

赤=情熱的、闘争心、アクティブ

 

青=誠実、集中、孤独

 

緑=調和、さわやか、平穏

 

金=栄光、永遠  etc.

 

 

 

こういった色の心理を

 

イラストの雰囲気や

キャラの性格に合わせて入れてみる

 

 

逆に

あえてそぐわない色を入れてみる

 

 

それでも結構面白い結果になることもあります。

 

 

 

 

(さっき紫をてきとうに選んで入れましたが

なかなか面白い表現になっていると思います)

 

うまくマッチすれば

唯一性がかなり出ると思います!

 

 

色は単色ではなく変化をつけることで

 

ベタっとした印象を回避

 

キャラのちょっとした印象や

 

イメージの操作できたりもします!!

 

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます!!

皆さんは色塗りで

悩んでることはありますか??


ぜひコメントで教えてください!!!!