人はひとりでは生きていけない。

自給自足っていう意味では。



でも、

繋がりっていう意味では。

ひとりで生きていくのは簡単だ。

この社会の中では特に。


簡単に繋がれる。


繋がったように感じられる瞬間を

作り出すのは簡単だ。

あまりにも容易い。



だから。


手放せば入ってくる。


っていうのも当たり前すぎる。



それを実感すればするほど。


実は手放すことは

何にも

怖さを

感じなくなってきていた

ことにも気づく。



ずるい。



欲しいと思ったものを

手に入れるのも

そんなに難しくない。



でも



居続ける方が難しい。


簡単に吹き飛ばされる。

簡単に流される。

ふわーっと。

楽だ。

むしろ心地いい。


センチメンタルに

流れゆく景色を眺めていられる。




そうしていま。

とどまれるのか。


逃げたい。

めんどくさい。

放っておいて。

近寄らないで。


それは本音なのか

弱音なのか

強がりなのか


いや、

ただの怠慢だ。


だとしたら。