先日、在京の伯母たちと会食をした。
私を含め、旦那さん(伯父)も皆同郷だ。

方言の話になった時、一番方言を覚えていたのは、なんと私だったガーン

伯父、伯母が上京したのは50年程前。今よりずっと方言に対して偏見があったようだ。だからおのずと方言は消すように努めた。

しかし今は若手のタレントでさえ方言を話したりする時代。関西弁はすでに市民権を得ているし、方言はむしろ「個性」みたいなプラスの捉え方さえされている。

実は私も上京した頃は努めてこちらの言葉で話そうとした。しかし東北出身の同期の一人は全く方言を治そうとしなかった。
その友曰く「通じればいいんだアップ」無理矢理訛りを治そうと思っていた私にとって、その言葉はショックだった。

それからというもの、訛りを積極的に出しはしないものの、心のどこかで「訛ってもいいじゃないか、人間だもの」(相田さんごめんなさい)と思っている。

地元の友人、親兄弟と話すときは必ず方言だ。
だから方言のボキャブラリーが保たれているのだと思う。

でもネイティブに言わせると中途半端な訛りに変化しているらしく、東北人でも東京人でもなくなってしまった(泣)