最近、あるアメリカの研究チームが、ベトナム辺りで新種のカエルを3種類も発見したらしい。これだけ国際化されインターネットが普及しても、まだまだ知らない事はいっぱいあるのだ。ましてや宇宙のことなんて、所詮俺たち地球人はわずかなことしか分かっていない。

1年のうち3分の2は地方ロケに行かれるあの阿藤快さんでさえ、まだ全然しらない町や村がたくさんあるらしい。
「日本も狭いようで案外広いよ」とおっしゃっていた。
まさに何だかなぁである。
だとすると日本の中でさえ、まだ誰も知らない動物や魚や虫がいる可能性は十分ある。
本当にツチノコや河童も存在するかもしれないし、コリン星に行ける階段もあるかもしれない。だから人間は何が起こるかわからない明日という日が楽しみで、知りたいと思う欲望はいつまで経っても満たされることはないだろう。
でも逆に知らなきゃ良かったと思うことも人生多々ある。
開けちゃいけないフタを開けてしまい深い悲しみのどん底に突き落とされてしまうのだ。
社会や政治の真実やウラ側を見てしまいショックを受けてしまったり、俺も学生の頃、親友が給食費を盗んで捕まったり、大好きだったクラスの女の子が1日中鼻くそをぶら下げながら過ごしていたり。勝手にこっちが相手をキレイなイメージで偶像化してしまい、勝手に立ち直れなくなったりした。

でも人間はそういう事を経験し、受け入れることで成長してゆくのだろう。
人やモノを一端で判断してはいけないし、真実から目を反らさず、全てを込みで接し愛さなければならない。

今、思えば鼻くそくらいで何だよ。どうしてあの子にこっそり教えてあげられなかったのだろう。あの時、教えてあげてさえいれば、その女の子が1日中ぶら下げて過ごすこともなかっただろうし、それから陰で皆から「鼻くそぶらり旅」なんてあだ名で呼ばれることもなかったはずだ。あの時は本当にごめんな、ぶらり旅ちゃん。。。
今の俺は第2のぶらり旅ちゃんを作らないよう色んな人にこっそり教えてあげているから。でも、ぶらり旅ちゃんも今は結婚して幸せな家庭を築いていると友達から聞いてホッとしています。

追伸、
今の俺の人生の旅はぐらぐらしています。