俺はスポーツが好きだ。やるのを見るのも好きで、ボクシングなどの個人戦、サッカーなどの団体戦を問わず全てのスポーツが俺の心を満たしてくれ、ハッピーにしてくれる。
俺も子供の頃、野球やバドミントンや陸上をやっていた。

どうしてスポーツが好きなのか。それはたくさんのドラマがあるからだ。決してフィクションでは無い、ノンフィクションの心を揺さぶるドラマだ。
スポーツは全員が努力したからといって全員が報われ勝てるわけではない。
でもゲームは終了するまでわからない。たった1つのプレーで流れは変わる。最後の最後に大逆転もある。それはドラマであり、それはまさに人生だ。スポーツは人生の縮図。だからスポーツは楽しいのだ。

俺は特に野球が大好きで、中でも高校野球はいい。高校野球児達は人生で最もパワーのある元気な時期に全力で白球を追いかける。あの姿に何度心を打たれたろう。しかも甲子園は1度負けたら終わりというトーナメント。こういったアマチュアの人達はプロのようにお金などの邪念は一切関係ない。野球というスポーツを通して純粋に自らの存在証明をしてくれる。

勝負事は皆が勝ちたい。しかし負けることも当然ある。データ上での強い方が絶対勝者でもない。そこにはうれし涙もあれば悔し涙がある。でもその涙は明日になれば逆転しているかもしれない。
結果が大切な要素の一つではあるが、それがスポーツの全てでは無い。それよりその結果まで辿り着いた過程が最も大切なのだ。勝ち負けに関係なくその中で学んだ沢山の事が自らの人生につながってゆく。
そこから何を見つけるか、どうするかで明日は変わってくる。
人と接すること、悩んで答えを出すこと、耐えること、苦しんだり笑ったりすること・・・・・
全てが自分の人生の糧になる。スポーツは表面上の勝ち負けはあってもスポーツを全力で夢中でやった人達は、全員が勝者なのだ。
俺はスポーツを通して人生で大切なことを教えてもらっている。