私は両足人工股関節なので、

摩耗を考えてた時に最低で30年は大丈夫とはいれていますが、

手術から30年すぎた時はオーバー80歳。

体に異物が入っているわけですから

老化とともに、何か不都合がおきて歩けなくなる可能性はあるな、

と漠然とした覚悟をしています。

7年前の手術時

 

もしも歩けなくなったとして、

どうしても自分の家に住みたいというような願望はなく、

どこでもいいから自分のパーソナルスペースが確保されていれば

子どもが世話してくれるといえばありがとうと思うし、

そうでなければ、

何らかの施設に入る経済力をもっておきたいと思う。

 

そしてなんといっても

誰かにケアしてもらう事への抵抗感も

なくしておこうと思う。

(実際に歩けなかった時期があったし、術後2日は本当に動けなかったので

 ちょっとした覚悟はその時できた)

 

80歳で

大腿骨骨折で寝たきりになるかもしれない。

認知症になるかもしれない。

パーキンソンや糖尿、人工透析が必要になるかもしれない。

メンタルに問題を抱えるかもしれない。

 

今からどんな準備が必要ですかと聞かれたら

1)人にケアされる覚悟を持ちましょうということ。

2)家族代表でサインしてくれる人がいる80歳を迎えましょう

という事でしょうか。

 

現在独身の方や、離婚された方、お子さんのいらっしゃらない方は

とにかく2)を意識してほしいなあと思います。

80歳と言わず、65歳をすぎたなら

いろいろな可能性があるわけで、

急に入院する事になった時に、

たった一人でいいので、サインをしに病院に来てくれる親族を

イメージしておきましょうね!

実際、自分の夫や妻、兄弟姉妹、お子さんといったケース以外に

姪や甥、いとこ、と言った方が

サインされるケースも多くあります。