きのうは、就活のマナー講座の原稿を作ってました。


しかしかねがね思っていたのですが、

就職活動は、あのみんな同じような就活スーツじゃなきゃいけない、

みたいなのって、不思議ですよね。


ちょっと前に人事の人に

どうして最近の学生はみんな同じ格好しているの?

と聞かれて事があるけど。


私の時代は、スーツはスーツでも

ああいったリクルートスーツ的な文化はなかったから、

私なんか、パンツにジャケットとかで乗り切っていたのような気がする。

それもROPEとかのおしゃれなスーツや、いわゆる紺ブレチノパンとかで。


まあ、今はむしろ買いに行って、まとまって売っているし

リーズナブルだから

買えば楽ですけどね。


基本的には、

ビジネス現場で相手に失礼でない服装の延長線であればいいのにね。

女子はみんな真黒なスーツに白いシャツ。

形もほぼ同じ。


あ、でも、一部業界は、

無難であることが求められるから

いわゆる「リクルートスーツ」が望ましい場合も実際あるけど。


たしかに、黒や紺や濃いグレーが基本だし、

かといって細かいストライプが入っていてだめってことはないし、

女子ならパンツだろうがスカートだろうが関係ないし、

たしかも男女ともに白いワイシャツが無難だろうし、

男子なら、派手なネクタイにするとネクタイばかりに目がいってしまうしねえ。


茶色やベージュのスーツなどを着て就活すると

たしかに、かなり目立つだろうしねえ。

何より、

「人と少し違う」

ということは=目立つわけで、

それが辛い人はみんなと同じ方がいいだろうね。

変に頑張っておしゃれなスーツ着て、スーツに着られてしまうと、

印象が悪くなるしね。


私のように、全くそういった事を気にしない、

むしろ自分らしさを追求するタイプは、

同じであることが苦痛だし。


まあ、シャツに少しストライプが入って事が理由でおとされることはないだろうし。

もし、それが理由でおとす会社があったら、

私はちょっと入社を遠慮させてもらいますかねえ。

まあ、大切なのは、

相手に悪い印象を与えないかどうかという気持ちを忘れないことですかね。


まず身体にあったスーツか、しわなどないか、

ワイシャツはきれいか、爪が髪型はきれいか、などなど。

「みだしなみ」という概念の方が大事ですね。


なので、マナー講座の原稿の冒頭の言葉を


「マナーで一番大事なのは

相手の気持ちを慮ること」


という出だしにしてみました。