現在発売中のプレジデントファミリーに「頭のいい子の生活習慣」という特集が乗っている。この春、超難関中学に合格した126組の親子の素顔のデータを紹介している。

プレジデント Family (ファミリー) 2007年 05月号 [雑誌]
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まずびっくりはお父さんの平均年収「1231万円」

ひえー!平均が1231万円って!また、母親の7割は専業主婦。

そうなんだ・・・。

塾に行っている長男の勉強が新4年生クラスになったとたん、えらい量の宿題が出されて、仕事から帰ってきて夜全部を見ることに若干限界を感じつつある。平日4時に子どもが帰宅後、夕食までに見ることができるんだから、主婦に人がちょっとうらやましい。

ただし、一方で、「自分で漢字や計算トレーニングなどできることはやっていおいて、本当にわからないところを一緒にやる」ことしかできない事で、随分自分でやるようになったので、まあ、いっかあと思うのだが。勉強って、「勉強の中味を教える」ことよりも「勉強の仕方」を教える方が大事で、そうすることで、「自分で考える」力や「計画を立てて実行する」力が見につく気がする。


中に子どもの勉強に対する意欲について聞いている項目があって、多くが「意欲的」であったことが印象深い。(他の回答は意欲的でない、親が主導)

本人が「知らないことを知ることがおもしろい」「好奇心が旺盛」「算数の問題を解くのはゲームのようにおもしろい」ともともとそうした素養がある場合もあるけれど、勉強に意欲的になるような環境作りというのは大事なのかもしれない。


算数の問題などは小学生の問題といえども結構推理力が必要で、私なんかも一緒にはまって、あれやこれやと絵を書いたり図を描いたり数えたりして「あれーおかーさんもわかんないかもーどーしよー」なんて、楽しくやっているが、そうした時間が重要なのかな、なんて最近思う。うちの長男はホントに昔から本を読まない子で、読み聞かせていてもどっかに行ってしまう子だったけど、物語文を音読させながら、「ええ!かっぱのかんたろうっていいやつじゃん!」とか「あなたがゆみちゃんだったらどうする!」とか、セリフのところなんかは一緒に気持をこめて演劇風にやったりして遊んだりしてみる。

しかしそんな母の努力よりも、音読の時に、本が大好きな妹がやってきて、兄の読む話を一生懸命聞いていたりするので、兄も、ちょっと得意げになったりしてずっと効果がある・・・。


勉強を楽しい時間にすることって大切だよなあ、と思う。

社会や理科はお風呂などでクイズ大会。お互いの知識を競いあったりするようなゲーム感覚が必要かもしれない。


また、本の中に公立一貫校の試験問題があったのだが、たとえば原油の値上がりをテーマにした問題があった。

「ねえねえ、なんで車のガソリンが高くなったの?」という子どもの問いに、親がきちんと答えていれば答えられる。さらに原油が値上がりされたら他にどんなことが生活で影響があるのか、とか家族で話題にすることが重要なのだと。


他には、たとえば中野に住んでいる人が、吉祥寺から1.2KMのところある学校に通うには、何時の電車に乗ればいいのか、なんていうのを時刻表やら電車の速さ、中野から吉祥寺までの駅の間の距離、歩く早さなんかを表やグラフにして出して問題にしている。


こうした力をつけるのは、親との会話だったり、親と一緒に行動することなのかもしれない。


さて、アンケートの中に「聡明な母が後悔した我が子への言葉」というのがあって、

「ツメが甘い」と言ったら的を得ていて落ち込ませました・・・というのがあってちょっと反省・・・よく言っているかも・・・。


うちの長男はどんなことにも意欲的なのは生まれつきの性格なんだろうな、と見ていて思う。問題は持続力と勢いではなく丁寧にやる力・・・。

きのうは日曜日の試合に備えて急に素振りを200回やって手にマメを作ってるし・・・。

夜は北島康介の水泳を見て感動して、

「北島にして!」

というので髪を坊主にした。


坊主 母が切るのでトラガリ