先日、日経新聞の夕刊に、働くお母さん子どもを中学受験させるお母さんは、子どもが4年生になるとえらい大変になる・・・みたいな記事があった。

うちの長男3年生は塾に通っているが、2月から4年生のクラスが始まるので、(いつもはなかなかいけないが)保護者会に出て、4年生になるとどうなるかを聞いてきた。


・・・うーん・・・本当に大変かも・・・。


今は、週に1回、2時間、国語と算数を中心の授業で、持ち帰りの宿題もあるけれど、たいした量ではない。毎日、学校の宿題とともに計算トレーニングのその日の分は終らせないと遊びに行ってはいけないルールになっているが、たいした負担もない。漢字の遣り残しは、出来る限り平日にやり、国語と算数が隔週で、たいてい問題が残ってくるので、それを土日にまとめてやる・・・ことで、まあ、ちょうど真ん中ぐらいの成績です。

そもそも塾に通わせたのは、なかなか読書や文章を書いたりするのが苦手な長男に、文章読解中心のこの塾はとってもいいなあ、算数についても、学校では計算が中心だけど、図形だったり、物の考え方だったり、推論の力だったりするので、そういう力をつけてほしいなあと思ったから。本人もまあ、楽しそうに通っている。

算数は、うっかりミスさえなければ&文章を読み解く力が弱いのでそこがもう少し力がつけばたいして心配ないが、国語は本当に心配。自分が、子どもの頃から大量の本を読む人だったのに、長男は全然読まないし、文章力も全然上達しない・・・。ゆっくりと音読して、ここでどんな気持だったと思う?なーんてやると全然できるんだけど、テストで新しい物語なんか出ると舞い上がってしまうようだ。


さて、現状報告はこのくらいで・・・。


2月から週に2回、3時間。片方が国語2コマと社会、もう片方が算数2コマと理科。

今まで社会と理科は授業ではあったけど、試験がなかったので、私も全く復習などさせてこなかったけど、今後は試験もあるし、ドリルもあるようだ。

3時間分の授業の復習とドリル×2日で、家庭学習の量は、今までの(イメージ)5倍くらいかな。これまでは、ただ問題をやればよかったけど、今後は、ノートを取ったり、調べたり、疑問点や間違えた所の確認なども重要とのことで・・・こりゃー土日にいっきに見ようと思っても無理だ。

「平日で1時間半から2時間、毎日勉強することが大事」とのこと。たしかにそのくらいの量があるなあ・・・。

それに、父母もある程度勉強の中味がわかっていないと進行できなさそうだ。

かといって、私主導にしてしまうと、自立しないわけで、最初に、自立的に勉強が進められるような仕組みとルーチンを作ってあげないとならなそうだなあ・・・。


国語については、本当にどうしたもんかと漠然と息子の国語力を見て思っていたのだけど、

「たくさんの文章を読めばいいというものではなく、物語であれば、状況、きっかけ、心情という3つの段階で、文章をていねいに見る習慣をつけてあげることです」

との言葉に、なるほどーと納得。

「文書を読むときは気持を落ち着かせて読まないと集中できない。ゆっくりていねいにの積み重ねです」

・・・えーなんでわかんないの!とプレッシャーをかけていた自分を反省。


「手を動かして文章を読むことが大事」

・・・つまり、文章を読むときに、わからない言葉はすぐ調べてノートに書き出す。

ほおーー。


音読は読むのではなく、探す。(状況、きっかけ、気持の移り変わりを探す、指示語が何を指すのかを探す、接続語が何と何が接続しているのかを探す、など)

なるほどおーーー。


自分が得意だったことって逆に教えづらい。なぜわからないかがわからないから。

国語が苦手だったことは一度もない私としては、息子にどう教えたものか、と思っていたのだが、いいヒントをいっぱいいただいた。


こりゃー、ホントに自分が受験する気持でないとだめかもね。


「モンシロチョウの触覚を書かせる問題や、鳥の輪郭から鳥の名前を書かせる問題が出ました」

と理科の先生。

ま、オタクな私としては、さっそく、漢字の書き方の本や、ポケット図鑑とか、平成教育委員会のDSソフトとか買ってしまっているわけですが。結構好きなんだよね・・・。実は・・・。


ま、楽しく勉強しましょ!

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