きのうから、週に一度の大学のキャリアセンターでのキャリアカウンセリングが始まった。

5月~7月までは4年生の切羽詰った人が対象でしたが、今回は3年生で、自己分析や会社研究、エントリーシートの書き方についてが多い。


さて、エントリーシートを書く上で、私が学生さんに伝えている点は3つ。


①起承転結を意識して書く。

・・・去年自己PR文の添削のお手伝いをしたときに、自分のよさを羅列して、「結論がない」文章が多かった。まずは、「何を言うのか」の「結」を決めてら文章の骨子を考える。だらだらと文章を書き出さない。


②エピソードをうまく盛り込む。

・・・ゼミ長をやっていたので人をまとめるのがうまい、サークルで部長をやっていたので企画力がある、体育会で忍耐力がついた・・・という事を書くだけではなく、そこで「どんな事をしたか」それも、「どんな大変なことがあったのを、こう乗り越えた」といった話がはいるとよりわかりやすい。どうも、「○○をやっていたので××といったよさがある」と事実だけ、もしくは、抽象的な表現だけで文章が終っている場合が多い。


③読み手を意識して書く

・・・あれもこれも伝えたい、もしくは難しい表現をして頭よさそうに見せたい・・・という気持よりも、まずは、読む人が読みやすく、あなたという人が伝わりやすい文章かどうか、ということを考える。そのエントリーシートを見て「ああ、この人にあってみたいな」と思わせることが大事なのですからね。


そんなところでしょうか。


あと、エントリーする会社について、やはり、エントリーする以上はちゃんと研究する必要があります。

一番のお薦めは、リクナビなどに、その会社で働いている人の「先輩からの一言」みたいなのが写真つきであるのですが、その人の話している仕事を、自分がするとしたら興味がもてるのか、という視点で読んでみてほしいですね。


そうそう、水曜日の夜10時から4チャンネルで「ハケンの品格」というドラマが始まりましたが、結構、リアルでおもしろい(派遣会社の営業マンがクライアントに振り回されていたり)。もちろん、誇張もあってあんなあからさまに正社員と派遣が対立・・・みたいなことってそうそうない(表面的には)けど、会社の雰囲気だとか、仕事についてドラマの登場人物が語っているセリフなどは、なかなかよくできているなあ、と感心。

っていうか、篠原涼子と大泉洋のかけあいが最高!

(「くるくるパーマ」と「あのとっくり!」とかいって)

会社の雰囲気を知るにはいいドラマかもー。

*余談ですが、月9の東京タワーのキャスティングはきっといまいちなので、あまり視聴率はでないかと思われます。