きのうは、「(仮称)地域子ども家庭支援センター等整備の考え方(案)」についての、うちの地域の説明会でした。前回、9月に紛糾し、口ぽかんだった事、学童の区連協でもはっきりとした答えを得られなかったこと、などから、まあ、期待せずに行ったんですよね。それも、大学でセミナー講師をしてから保育園の延長お迎えの大雨の中・・・で到着が30分くらい遅れてしまったんですね・・・。(でも、今回は託児があったので、三人預けられて助かりました。同じ保育園のT三兄妹と6人でお世話になりました。)


・・・で、びっくり!

なんと、建ぺい率で無理だとばっさり切り捨てられていた案である

「体育館を二階建てにして新築し、遊び場や学童として活用する」

と明言してくださったのである。


ほおーーーー。


もちろん具体的な進め方など、今後検討事項はあるものの、付け焼刃ではなく、この短時間にきちんと考えたという結果はとても評価できるものだと思う。よほどがんばってくださったのでしょう。誰かが。

(「一番不安な居場所と安全の確保がなされて安心しました。ありがとうございます」と、ちゃんと手を挙げて伝えてきました)


しかし、どんな力が働いたのだろうか。

私なりに、都議さんや、教育委員の方、たまたま仕事でお会いした厚生労働省の方に意見を聞いたり、区の学童の役員と情報共有をして広報誌で紹介するなどしたのですが(中にはもしかしたらこのホームページを見て活動してくださる方がいたとしたら心より感謝いたします)、会のあと、PTA会長さんに


「いったい、どのような活動をなさったのですか?すばらしいじゃないですか」


と言うと

「区長さんには4回お会いしたかしら」

と涼しい顔でおっしゃっていた。


おお!営業の基本!

トップに会う!


勉強になりました。


ということで、前回の履歴は削除します。今となっては、ただの悪口になってしまうので。


で、学童のことで今まで触れずにきた、子育て支援全体として、港区のあいぽーとのような一時預かりの充実と、それに伴う就労支援についてのお願いをしてきました。地域で子育てを支援するのも、ボランティアでは限界があり、主婦の雇用という観点で、港区のように認定資格を作り、そこから人材を育成して、「雇用」として循環させたほしい、と。特に専業主婦のストレスと就労希望へ目をむけると、週に三日あいた時間にこうした仕事として地域貢献ができればいい、と。


すると、子どもを預かる支援をなさっている人が、やはり「雇用にすることで、責任が生まれる」と現状から貴重な意見をお伝えくださいました。また、すでに、月に数回「ママほっとルーム」という子どもを預かることをやっている方に声をかけていただいたり、また、区としても、福祉の事業として、その認定制度のようなセミナーを開始したんですよ(広報始めたばかりらしい)とちらしを下さる方がいたり。


少子化についての研究をするという仕事をしなければ、こうした地域の取り組みに対して積極的に関わることはなかったかもしれません。ばんばん意見を言ってきたので、それなりに顔も知られてしまいました・・・。もちろん、体育館のことは、私のしたことは全く関係ないかもしれない。でも、会議に毎回参加して、親としての意見をいい、わずかながら関係する人に働きかけ、このブログで実情を伝えたことが、もしかしたら大きな力になったかもしれないと、今日は少し自惚れることを許してください。

区の学童の係りを引き受けた昨年6月から1年半、仕事だけでなく、自分の地域での子育て環境についてなんらかの形で関われてきたこと、よかったなあ、と思います。これからも引き続き、計画についてはともに考えるという姿勢で関わっていきたいと思います。


さて、本日次男が体調崩し、自宅で仕事。

症状はなく、ただ「元気がない」。

うちの子たちは、みな、熱を出さない体質なので(伊那の人は熱を出さないよねーとよく友達と盛り上がる。)体調を崩しても熱が出ないので、保育園に預けることはできる。

でも、今日はきのうも遅くまでつきあわせてしまったし、家で仕事をすることができる日なので無理をせずです。

先週末くらいから、「おかあさんお仕事いっちゃだめ・・・」と保育園で泣かれて、そんなことうちの子はほとんどいつもないので

「体調を崩す前触れじゃない?」と、はーちゃんママに言われた通りな感じです。

ぐーぐー 隣でぐーぐー寝てますけど。